群像日本の作家<br> 三島由紀夫

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群像日本の作家
三島由紀夫

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  • サイズ B6判/ページ数 413p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784095670188
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0393

出版社内容情報

死後二十年・私的回想?いよいよその「不在」が輝く…秋山駿/絶対を垣間見んとして…澁澤龍彦/三島由紀夫は語る?最後のインタビュー…古林尚/他

日本の近・現代文学に大きな業績を残した文学者23人を選び、作家論・作品論を中心にその作家の全体像をとらえる新しいシリーズ。第1回は昭和文学に巨大なインパクトを与えた三島由紀夫。秋山駿の書下ろしエッセイをはじめ、澁澤龍彦・●田光一らによる三島論、江藤淳・安部公房らによる作品論、自決一週間前のインタビュー、中上健次による短編選と論評など、さまざまな面からアプローチ

内容説明

没後20年、いまや国際的作家として、世界の熱い視線を集めるミシマ―。その華麗な文学と謎の人間像を、現代の視点から選びぬいた作家論・人物論・作品論、さらに三島作品を一巻に収め、その全貌をクローズ・アップする。

目次

三島由紀夫アルバム
死後二十年・私的回想―いよいよその「不在」が輝く
作家論(絶対を垣間見んとして…;夭折者の禁欲;真実と虚偽の彼岸;文体と肉体;殉教の美学―恩寵としての戦争)
ひと(三島由紀夫;最後の電話―衝撃の日 ほか)
生原稿で作品を読む『春の雪』
作品論(『仮面の告白』;聖セバスチャンの顔;三島由紀夫の家;「金閣寺」について;『美徳のよろめき』;『美しい星』;『憂国』;『近代能楽集』;『春の雪』)
三島由紀夫氏の肖像
肉親の証言 暴流のごとく(平岡倭文重)
三島由紀夫は語る―最後のインタビュー
死についてのエッセイ(三島由紀夫;三島由紀夫の死;択びすぎた作家;死の絵;三島由紀夫氏の死ののちに)
文学紀行 三島由紀夫に誘われて―神島・金閣・熊野
文学散歩地図
同時代の批評(ナルシシスムの運命;三島由紀夫論)
若い世代の三島像(日常性のなかに―三島由紀夫亡命伝説;もう一つの「媾和」;文体崇拝者の死)
三島由紀夫の短編
代表作30編ガイド
三島由紀夫年譜