出版社内容情報
高精度な地図作成のノウハウに、最先端技術とアートを調和させた、最新・最詳の日本地図です。じっくり眺められる大画面・大活字の基本地図。複雑な地形が一目瞭然、ハイテクと一流イラストレーターの精緻な技術で実現した、都道府県別立体地形図。さらに大迫力ランドサット衛星画像や列島トラベル交通網図、活断層地図から、産業、新史跡にいたるまで日本列島の地図情報を完全収録。’90年の発行から5年間の変化を4千か所以上にわたり訂正しました。
地図(地図帳)はその国の文化のバロメーターである、といわれています。監修の市川先生のお話では、欧米の先進国には美しく正確な地形図や立派な地図帳が多く、しかも各家庭に必ず地図帳があって、なにかあればすぐ地図を見る習慣を身につけている、とのことです。残念ながら日本では、家庭に常備してある地図帳といえば、社会科地図帳やドライブマップがほとんどでしょう。情報化時代の今日でも、一枚の地図ほど多様な情報が盛り込まれているものは他にありません。しかし地図情報を「読みこなす」にはかなり専門的な知識が必要です。それを当たり前のこととして情報をぎっしり盛り込んだ地形図中心の従来の日本の地図帳は、一般の読者にとって見ても楽しくない存在だったのではないでしょうか。この大地図館は、地図に盛り込まれた情報をテーマ別に分解し、地形は県別の立体地形図で、空から見た姿はランドサット衛星画像で、複雑な交通網は大画面の交通図で、自然・社会などは多様な地図表現の図解編で、博物館・文化財などは詳細なデータ編で、分かりやすく見ることができます。家庭に一冊、ご家族で眺めているだけでも楽しい地図帳として企画し、1990年の初版発売時には、30万以上の読者に好評を
内容説明
見開きで分県地図・県別立体地形図で日本の各地域の特徴を解説した大型の地図帳。日本全図・地方図・分県図・県のすがた・市街図・地形・気候・農工業・動植物等を収録する。立体地形図にはJR線やその他の鉄道・高速自動車道路・主要道路・トンネル・市街地・河川など交通網を掲載。五十音順の地名索引が巻末にある。―あらゆる「目」で日本の「いま」を図解。
目次
日本列島(九州地方;中国・四国地方;近畿地方;中部地方;関東地方;東北地方;北海道;列島トラベル;地図でみる日本列島)
列島データ
地名索引