出版社内容情報
自然石に文字や絵を彫る「篆刻」は、人間と文字や図柄との対話であり、細心の注意と技術が必要な芸術です。本書は、蔵書印や封緘印の作品や、印材や印刀を紹介、その技術を丁寧に説明。入門書にも最良の指導書です。
日本では古来よりデザインされた自分のマークのようなものが使われてきた。印章であったり家紋であったり…。書画などにも作者の落かんが捺されてきた。印章などには磨滅しないような材質が使われ、究極の材質が自然石である。しかし石にはご存知のように筋やくせがあり、細かい細工になじまない。それでもその独特の風合に魅せられて、篆刻に興味を持つようになった人が増加しているという。 一方、文字を彫ることから書道的な関心を持たれ、その芸術性は高く評価されている。 篆刻の場合、朱泥を使って押捺するのがふつうのやり方のため、より分かりやすくするため図版の一部を朱色で印刷した。長い人生のひとときを石と対決してみてはいかがでしょうか。篆刻の歴史から解説しその彫りの技術など、最良の指導書としておすすめの一冊である。
内容説明
中国数千年にわたる篆刻の歴史に新たな絵画的感性を加え、現代的蔵書印、封緘印、ローマ字印、篆刻蔵書票の製作技法から、初公開の般若心経、絵心経、仏印などの創作篆刻の楽しみ方を、その基本から解説した我が国最初の全篆刻芸術の基本図書で、愛好家・研究家待望の必読必携の書。
目次
第1章 文字と象形の美(漢字と篆書の美;篆書と絵文様;肖形印の美(図象印の世界))
第2章 創作篆刻の世界(蔵書印の楽しみ;封緘印の楽しみ;篆刻蔵書票の楽しみ ほか)
第3章 創作篆刻の技法(文房集宝の話;篆書文字の書き方;印稿の製作 ほか)



