小学館ライブラリー<br> 開化異国(おつくに)助っ人奮戦記

小学館ライブラリー
開化異国(おつくに)助っ人奮戦記

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  • サイズ A6判/ページ数 347p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094600520
  • NDC分類 210.61
  • Cコード C0395

出版社内容情報

明治時代に来日して、文明開化の基礎を固めるのに大きな貢献をした。医学・工学・建築学・教育などの分野の「お雇い外国人たち」。彼らのエピソードや功績をさぐり、その後の人生を追跡します。

《目次》 序章 今昔外国助っ人事情 第一章 鎖国の終焉 日本初の男女共学を実現した米人教師 明治政府に切り棄てられたオランダ人軍医 海軍大国・日本への道をひらいた仏人造船技 第二章 医学事始め 草津の湯に魅せられた保健医学の父 国体護持のためメスをふるった外科医 第三章 旧都振興事始め 日本を製陶王国にした京都再興の父 ハイテク技術で西陣を救ったフランス語教師 福井に「夢の空間」を創ったエッシャーの父 第四章 北海道開拓事始め アメリカ北軍義勇兵北海道にて奮戦す 酪農天国を築いた大刀を背負うカウボーイ 日本人に泡を食わせたドイツ人醸造技師 第五章 教育事始め 北の大温室に野心を抱き一年契約で来日した教師 「明治のエクソシスト事件」を生んだ同志社の伝道師たち 「印度リンゴ」を商品化した英語教師 「神の国」を築くべく来日した宿命の伝道者 第六章 研究事始め アイヌ社会にはいった神の手を持つ宣教師 津軽海峡の異名を持つ不運続きのイギリス商人 第七章 洋才事始め 英人が生み独人が育てた国歌「君が代」の由縁  「財布の中の美術品」を造ったイタリア人彫刻家 鹿鳴館を設計した英国人の地震鬼との闘い 第八章 娯楽・スポーツ事

内容説明

文明開化期、いろんな分野で活躍した、“お雇い外国人たち”は、本当に日本の味方だったのだろうか?著者独特の文明史観で彼等を分析。その足跡を追った興味津々の異色レポート。

目次

序章 今昔外国助っ人事情
第1章 鎖国の終焉
第2章 医学事始め
第3章 旧都振興事始め
第4章 北海道開拓事始め
第5章 教育事始め
第6章 研究事始め
第7章 洋才事始め
第8章 娯楽・スポーツ事始め
終章 プロ野球“助っ人”に想う

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Gen Kato

2
知っている名もあれば知らなかった名もあり。そういえば荒俣宏氏の本、めちゃくちゃ久しぶりに読んだなあ。2020/08/22

depo

1
積読本。面白かった。それにしても、御雇外国人の給与がとてつもなく高額だったことに驚かされる。2020/09/01

斑入り山吹

1
古本屋で手に入れた。さすが荒俣氏。開化時に来た外国人、という切り口であらゆるジャンルを網羅。しかも始めと最後が野球の助っ人の話という構成がうまい。この前読んだ荒俣氏のフリーメイソンが外しだっただけに面目躍如という感じ。快楽亭ブラックは名前を聞いたことがあったが、そういうお方というのを初めて知った。織りをしているので個人的には西陣の話が面白かったが、アンビシャスの話は多くの人に受けるのではないか?助っ人外国人、と一括りにしても、みんなそれぞれお国やら日本に来る事情やらが違っていて、だからこそ話として面白い。2011/10/04

小林ミノリ

0
かつての日本、近代化に向けて急ピッチで時代が動いたその時、異国からの助っ人が大活躍していた、現在の日本に続く貴重な礎。

冬至楼均

0
明治のお雇い外国人を現代の外国人助っ人を見る視点で紹介する。2010/05/25

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