小学館ライブラリー<br> マンウォッチング〈下〉

小学館ライブラリー
マンウォッチング〈下〉

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  • サイズ A6判/ページ数 315p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784094600148
  • NDC分類 141.7
  • Cコード C0311

出版社内容情報

動物行動学の権威が世界を旅し、人間の行動を観察し、日常生活の見慣れたジェスチャーや表情に込められた本当の意味を解説。ビジュアルな世界的ベストセラーをハンディにまとめた廉価版。

動物行動学の泰斗がその鍛えぬかれた観察眼を人間に向けたらどうなるか。社会生活の中で人々が示す身振り・手振り・服装・眉の上げ下げなどの真の意味を知ることができれば、日々の緊張をやわらげ相手に対して寛容に生きることができる。下巻はいよいよわいせつ信号や男女の性信号を解明、対人関係などストレスの多い現代人にとって今日から実際に役に立つ情報がいっぱいの大人の必読書。

内容説明

なぜ男と女は体の形が異なり、違う衣服を身にまとい、別のしぐさをするのだろうか。人間の性信号が進化したものなのか。下巻はいよいよモリスのウォッチングが性の神秘に挑む。

目次

服従行動
宗教的ディスプレイ
利他的行動
闘争行動
勝利のディスプレイ
瞳孔信号
意図運動
転位活動
異指向活動
軽蔑信号
威嚇信号
わいせつ信号
タブー・ゾーン
過剰露出信号
着衣信号
身体装飾
性別信号
身体的自己擬態
性信号
親信号
幼児信号
メタ信号
超正常刺激
スポーツ行動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ずんず

5
上下巻読了。人に好感を与える動作と不快感を与える動作が役に立つと思う。それにしても、本能から表出してしまう部分は偽装することはできないなぁ。 興味があるときは瞳孔が開く。それを他人が判断するには目が良くないと見れないし、目を見つめないとダメだから、なかなか得られる情報ではないが、、、 色々な人間の行動を言語化してくれているので、読み応えあり。2022/01/10

山像

2
上巻はジェスチャーの意味を一個一個ひたすら解説していくという本だったのが、徐々に「着衣信号」「メタ信号」「超正常刺激」など文化論っぽい方向へ。中々に楽しめた。 上巻の感想で「漫画とか舞台演出の人が、ある動作の“意図”を理論的に説明できたらそれは強力な武器になると思うので、その意味では有用(だろう)」と書いたんだけど、解説担当が舞台演出の人だった。 うむ、やはり。まあ何の自慢にもならないが……。2015/10/23

ぴょこたん

1
小学館ライブラリーには魅力的なタイトルが多く高校生の頃から興味を持っていたが何分他の文庫に比べて高価で新刊ではほとんど買うことができず必然古本屋で物色することになるのだがなかなか出回っていなかった。そんな魅力を感じていたうちの一冊がこの本だ。今回は古本屋で下巻だけ手に入れた。人間行動学を写真などをふんだんに用いて説明している。「へ~」と思うことも沢山ある。 …のだが、フロイトが無意識を全て「性」と結びつけて解釈したように、確かに納得はできるが、そこまでは考えすぎでは?ってのをこの本でも感じてしまう。 2004/11/02

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