ガガガ文庫<br> 嫉妬探偵の蛇谷さん〈3〉

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ガガガ文庫
嫉妬探偵の蛇谷さん〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 342p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094532623
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

嫉妬が君を強くする、 学園青春探偵物語。

「私はずっと、嫉妬しないで済む相手を探していたわ」
そう僕に語る蛇谷カンナの目には、もう嫉妬の色はない。

蛇谷カンナ。
黙っていれば怖ろしいほどの美人で、口を開けばもっと怖ろしい、嫉妬の権化のよう「だった」僕の先輩。
惨めな人、馬鹿な人、自分より下な人、嫌われ者、そんな「悪者」の「謎」を暴いていた女。
先輩としては残念すぎるが、そんなところも可愛いとすら感じられていた、僕の好きな先輩。

だが、僕との距離が近づいた代わりに、彼女は嫉妬を失った。いま僕の隣にいるのは、探偵としてはあまりにポンコツになってしまったけれど、僕に好意を向けてくれて、からかいつつも近づいてきてくれる、ただの綺麗な先輩??まるで、理想の彼女みたいに。

連続する嫌がらせの共通点、消えた生徒と広まる怪談、そしてとある生徒の遺書と飛び降りの真実……そんなあれこれに立ち向かうために、蛇谷さんの「嫉妬」を無理やり呼び起こしていたけれど、それも長くは続かない。
僕は決めなければならない。「嫉妬探偵」との生き方を。

「嫉妬」なんて、なくてもいいものかもしれないけれど。
それでも、僕が好きな先輩は――。

嫉妬を失った「嫉妬探偵」の、学園青春"探偵"物語。


【目次】

内容説明

「私はずっと、嫉妬しないで済む相手を探していたわ」そう僕に語る蛇谷カンナの目には、もう嫉妬の色はない。いま僕の隣にいるのは、探偵としてはあまりにポンコツになってしまったけれど、僕に好意を向けてくれて、からかいつつも近づいてきてくれる、ただの綺麗な先輩―まるで、理想の彼女みたいな。だからこそ、僕は決めなければならない。蛇谷カンナとの…「嫉妬探偵」との生き方を。「嫉妬」なんて、なくてもいいものかもしれないけれど。それでも、僕が好きな先輩は―。嫉妬を失った「嫉妬探偵」の、学園青春“探偵”物語。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

19
野水と距離が近づいた代わりに、嫉妬を失いつつある蛇谷カンナ。ともすれば甘い雰囲気になりがちな2人のもとに、生徒会の青山会長から新たな事件がもたらされる第3弾。連続する嫌がらせの共通点、消えた生徒と広まる怪談、そして過去に起きたとある生徒の遺書と飛び降りの真実…。それらに立ち向かうためには嫉妬探偵の力が必要で、それは同時に彼女にどうあってほしいのかを野水に突きつけましたけど、過去にも向き合い事件を解決してみせた嫉妬探偵の冴えわたる毒舌も光っていましたし、本来の彼女らしさを肯定する2人の関係が効いていました。2025/09/18

真白優樹

8
慧と心の距離が近づいた事で、嫉妬を失ったカンナの推理力が低下する中、幽霊騒動が姉の死の真相に繋がる最終巻。―――満たされた心か、満たされぬ嫉妬か、選び望む先に。 カンナが当たり前の少女のようになる中、助手として慧が四苦八苦しながら推理していく巻であり、真の意味で満たされたカンナが、姉の死の黒幕に否定と毒舌を叩きつける、しっかりと決着をつける巻である。決着の先、犯人として慧を捕まえ結ばれる心。これより待つのは、「嫉妬探偵」としての明日。二人ならこの先、どんな事件でも大丈夫。 うん、とても面白かった。2025/09/19

とってぃー

6
3つの事件が絡み合うフィナーレ。満たされた故の葛藤で、蛇谷さんがしおらしくなったり、通常運転になったり表情がコロコロ変わって面白かった。悩みながらも野水君の言葉で本質を思い出し、嫉妬で落とし前をつける姿は最高に”嫉妬探偵”していました。ラストは本当に理想的なラブコメをしており、恥ずかしがって毒舌になる蛇谷さんが可愛すぎました。ミステリー×ラブコメとしてとても良い物語でした。 2025/09/20

鰹よろし

4
最初のカラーイラスト、顔を映さないでルビだけ振る人物紹介は作品への愛を感じる、妬ましい。かなり下衆いことやってて罪が清算されるわけでは決してないのだけど、なんか憎めない一面が全面に惹き出されていくキャラたちが愛らしく、彼彼女らのプロレスをもっと読んでいたかったなぁ~。まぁ一番は妹の親友ネットワークと心中イルカなんだけれども。終わっちまうのか・・・う~ん妬ましい。2025/09/22

slice

2
完結巻。3巻でこの詰め込みということはやはり打ち切りなのだろうか。ラノベでミステリとしては好印象なシリーズだったが、残念である。最終3巻はあまりにもすべてを詰め込もう詰め込もうとしているので、要素がパンクしている感は否めない。ミステリとしてのクオリティも、それに準じて下がってしまっている。しかしながら『嫉妬探偵』に注目したストーリーは綺麗に締めくくられており、この部分はもう少し丹念かつ丁寧に描かれたものを読みたかったな、といったところ。とはいえ力のある作家さんであると思うし、新作を楽しみに待ちたい。2025/09/20

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