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出版社内容情報
魔女たちは〈オズの国〉で殺し合う。
〈花咲く島国オズ〉――そこでは、島を統治する《エメラルド家》と、それに反発する南部の貴族たちによって組織された〈南部戦線〉による激しい内戦が繰り広げられていた。
オズの国を訪れたハルカリ、ネルたちは、〈南部戦線〉を指揮する魔女グリンダ・ポピーと接触。時を同じくして、オズ島の要所である人口湖〈王のせき止め〉の砦を占拠した〈南部戦線〉と、《エメラルド家》の傘下となった他の家の軍勢との戦闘が勃発した。ハルカリたちもその戦火に巻き込まれる。
さらに、空からは《エメラルド家》の気球部隊が来襲。その中には、九使徒であるパルミジャーノとプルチネッラの姿もあった。それを追うようにして、テレサリサ、ロロ、ジャックたちも〈王のせき止め〉に到着。魔女と魔術師たちが入り乱れ、オズの国の歴史に刻む最大の戦争の幕が切って落とされた。
内容説明
オズの国を訪れたハルカリ、ネルたちは、“南部戦線”を指揮する魔女グリンダ・ポピーと接触。時を同じくして、オズ島の要所である人口湖“王のせき止め”の砦を占拠した“南部戦線”と、“エメラルド家”の傘下となった他の家の軍勢との戦闘が勃発した。さらに、空からは“エメラルド家”の気球部隊が来襲。その中には、九使徒であるパルミジャーノとプルチネッラの姿もあった。それを追うようにして、テレサリサ、ロロ、ジャックたちも“王のせき止め”に到着。オズの国の歴史に名を刻む最大の戦争の幕が切って落とされた。「オズ編」ついに完結。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
島を統治するエメラルド家と、反発する南部貴族たちによる〈南部戦線〉の激しい内戦が繰り広げられる島国オズ。その歴史に刻む最大の戦争の幕が切って落とされる第6弾。〈南部戦線〉を指揮する魔女グリンダ・ポピーと接触したハルカリとネルたちは、勃発したエメラルド家傘下の他家との戦闘に巻き込まれてゆく展開で、そこに九使徒やいつもの面々も到着するなかなかカオスな展開で、掘り下げられたドロシーの過去はなかなか印象的でしたけど、モネとの関係がどういう結末を迎えるのか。仲間を見捨てられないロロたちの今後も気になるところですね。2024/12/17
悠灯
6
バトル!バトル!バトル! 全巻が半分以上過去回想だったので、今回は方々でバトってて良かった。 それに初代オズ王とドロシー/プルチネッラが本当に異世界(地球)人で世界観の風呂敷がまた広がってどう収集付けるんだ……となった。 また、あとがき後の数ページ、この物語において1番大変な目に遭ってるのはカプチノなんじゃないか……? ガガガ文庫の配信で作者がカプチノ好きと知ったが、好きな子いじめるタイプですか???2024/12/24
凪
4
前巻から続きが気になって仕方がなくて、一気読みしてしまった。ここまで複数進行で、世界線まで違うのに上手く話が収まるのは圧巻。しかし、どうなるの?な展開でまた次巻までお預け。うーん気になる!2025/01/03
スイ
3
毎巻面白いの怖すぎるんですけど……。 カプチノどうなっちゃうのぉ。 あと4巻に出てきたあの人は今回出てこなかったな。出てくると思ってたけど。 ヴィクトリアさんのことすっかり忘れてたわ、ごめんなさい。 最初の1行見た時、あれこの話の世界観ってどんなだったっけってなった。2025/01/03
クドウ
3
この巻は登場人物が多く、戦闘シーンも混戦が続くせいもあってかテンポが悪く、状況を確認しながら読むのに時間がかかった 敵対した勢力が立ち会って少しだけ展開が進み、別の場面に変わってまた少し戦闘シーンが差し込まれての展開が多かった 一進一退感の演出といえばそうなのでしょうが、複数勢力同士が一堂に会した混戦シーンであっちこっちと中途半端に場面が切り替わるので、まずは何も考えずに流し読み すべきでした 主要なキャラがここに至る経緯や次巻への引きにはとても引き込まれるものがあるので、その点だけが気にかかりました2024/12/25