ガガガ文庫 塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い〈６〉

猿渡 かざみ【著】

小学館（2022/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094530575
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

今度の恋のライバルは甘くない！？

動物園でのひと騒動を経て、押尾君に惚れ直してしまった佐藤さん。
そんな彼女は押尾君と話すのが恥ずかしすぎて”塩対応”が再発！？ そんななか、「ミンスタをがんばる」という当初の目的を見失った昨今の行動をみかねた父親から、フォロワー数を100倍に増やさなくてはならない試練が与えられる（※現在6人）。
一方、押尾君に言い寄るミンスタグラマー姫茴薫も現れ、互いを好きすぎるがゆえにチグハグした二人の関係はどうなってしまうのか！？
等身大の恋路を歩む押尾君と佐藤さんの物語は波乱のひと幕を開ける！！

内容説明

動物園でのひと騒動を経て、押尾君に惚れ直してしまった佐藤さん。そんな彼女は押尾君と話すのが聡ずかしすぎて“塩対応”が再発！？そんななか、「ミンスタをがんばる」という当初の目的を見失った昨今の行動をみかねた父親から、フォロワー数を１００倍に増やさなくてはならない試練が与えられる（※現在６人）。一方、押尾君に言い寄るミンスタグラマー姫茴薫も現れ、互いを好きすぎるがゆえにチグハグした二人の関係はどうなってしまうのか！？等身大の恋路を歩む押尾君と佐藤さんの物語は波乱のひと幕を開ける！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

「ミンスタをがんばる」という当初の目的を見失っていたこはる。その昨今の行動をみかねた父親から彼女に試練が与えられる一方、押尾君に言い寄るミンスタグラマー姫茴薫が現れる第六弾。押尾君に惚れ直して、恥ずかしさのあまり塩対応が再発しまったこはるが父から与えられた試練に意識が向けてしまう状況で、付き合いのいい優しい押尾に薫がぐいぐいアプローチを仕掛ける意外な展開になっていましたけど、ちょっとコミュニケーション不足だった二人もその想いは揺るぎないんですよね…薫もいい子だし、こはるともいいお友達になれるといいですね。

2022/03/18

[真白優樹]

押尾君に惚れ直した佐藤さんの塩対応が再発する中、佐藤さんが課題を突き付けられ、押尾君にミンスタグラマーの薫が接近する今巻。―――譲れない、例え相手が万倍でも。　お互いを想うが故にすれ違う、けれどきちんと繋がっている。そんな二人が改めて思いを自覚し試練に立ち向かう巻であり、今までに得てきた縁を総動員する、確かな成長の輝きが垣間見える巻である。例えもどかしくとも、一歩ずつ。ゆっくりと少しずつ絆を深める等身大の二人は、どこへ進むのか。次の季節に待っている景色とはどんなものか。 次巻も須らく期待であるべし。

2022/03/21

[寒っ！！]

読み始めは正直退屈な展開になりそうだと感じていたが、佐藤さんの不器用な一生懸命さにより、意外性のない展開でも楽しめる内容になっていた。

2022/07/09

[dorimusi]

うーん。ちょっと食傷気味な６巻。ああ、そろそろくるよねって感じの押尾を好きになる人が出てくる回。ベタだなー。って感じでで、フォロワー増やすミッションも予想通りの解決法で何の驚きもなかった。 けど読み終えた読後感はそんな悪くない。不思議な感じ。

2022/11/26

[まいなな]

こういうのでいいんだよ、こういうので。 って感じの印象を受けました。 他の人にとってどうかは分からないけど、 俺にとって『しおあま』っていう作品や『佐藤こはる』って、ラブコメの王道みたいな認識があるんだよね。 その王道をちゃんとこの6巻でも体現していて、 そんな彼女にひたすら萌えて、ひたすら釘付けにされて…… なんなんだ？　おん？ なんなんだ小悪魔佐藤さんって、最高すぎてあの挿絵何回見たと思ってるんだ？　おん？ 新キャラも素晴らしい個性だった。 最後に救いがある点も好みだったし、安心して読める

2022/04/11