内容説明
ノトたち聖獣殿の皆は、縁結びで有名なキーカ神殿に行くことに。恋人を!と張り切るリリィを横目に、カノンへの恋に悩むノトは、彼と離れることにほっとする一方寂しくもあった。その頃、カノンに「藍の民」という一族の王宮女官が消えたという情報が入る。またノトからは、キーカ地方で毎年「藍の民」の娘が消えているという手紙が来て。奇妙な符号の一致にノトを案じたカノンはキーカに赴くが…。
著者等紹介
鮎川はぎの[アユカワハギノ]
『横柄巫女と宰相陛』で第2回小学館ライトノベル大賞期待賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のんたん
8
シリーズ6作目。結構、辛いシーンが多いかな。蔓薔薇の塔にまつわる哀しいお話に胸が痛む。コルネリアはこれからどうやって生きていくのかな。「私の騎士」との今後の展開とか、気になる。2015/08/16
魚占
5
カノンの密かな決意が、ノトへの愛の告白にしか聞こえない。そう思ったのは、きっと私だけではないはずだ。頑張れ、陛下!!2010/09/30
まりもん
4
最初はノトとカノンが別行動なんだと思ったが、オディル救出に向けての行動で一緒になって頑張ったな2011/05/24
しゃちおおかみ
4
二人して、この恋心を手放せない、と確認した巻。カノン陛下の開き直り?「いつか誰かに不誠実になっても」って独白が・・・、そんな事にならによう祈っているけど、6ヶ月連続刊行だからなあ~それ位の危機はくるのかなあ~。本筋とは関係ないけど、カゼシェルにノトを人質に取られた時、カノン両手挙げてたけど、私、彼の右手はまったく動かないと思い込んでました。2010/04/07
さり
4
陛下が甘すぎて途中困ったどうしてくれよう。六ヶ月連続刊行の一冊目でこれだから続きが思いやられるなぁ(楽しみです)。2010/04/01