- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ガガガ文庫
出版社内容情報
佐藤さん、ついに学校の友達が--!?
夏が終わり、二学期が始まった。元の日常に戻った佐藤さんは「文化祭までに学校で友達を作る!」と決意を新たにする。
狙うはクラスメイトで演劇同好会会長の五十嵐澪! 文化祭の準備を通して彼女に接近する佐藤さんだが、どうしても彼女は心を開いてくれない。どうやら彼女は過去の因縁から佐藤さんを敵対視しているようで……?
一方、そんな佐藤さんをハラハラしながらも陰から見守る押尾君。彼にも、佐藤さんに近づけまいとする邪悪な影が忍び寄る――。
甘くてしょっぱくて苦い!? 大人気青春ラブコメ第四弾!
内容説明
夏が終わり、二学期が始まった。元の日常に戻った佐藤さんは「文化祭までに学校で友達を作る!」と決意を新たにする。狙うはクラスメイトで演劇同好会会長の五十嵐澪!文化祭の準備を通して彼女に接近する佐藤さんだが、どうしても彼女は心を開いてくれない。どうやら彼女は過去の因縁から佐藤さんを敵対視しているようで…?一方、そんな佐藤さんをハラハラしながらも陰から見守る押尾君。彼にも、佐藤さんに近づけまいとする邪悪な影が忍び寄る―。甘くてしょっぱくて苦い!?大人気青春ラブコメ第四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
38
二学期が始まり「文化祭までに学校で友達を作る!」と決意を新たにするこはる。そんな彼女がクラスメイトで演劇同好会会長の五十嵐澪に接近する第四弾。こはるなりに懸命にアプローチするものの過去の因縁から心を開いてくれない澪。一方彼女の変化を快く思わない者たちから嫌がらせを受ける押尾。変わろうと努力するこはるの姿が少しずつ周囲にも伝わっていく中で、それが近しい人たちにもたらす複雑な想いという構図がなかなか興味深かったですけど、彼女が頑張れるのも心の拠り所があるからなんだなと思える結末にはグッとくるものがありました。2021/02/17
nishiyan
29
夏休みが終わり、コミュ力に自信がついたこはる。文化祭に向けて友達を作ろうと奮闘する本巻。その標的となったのは演劇同好会の澪。彼女の友人、葵と温海とは仲良くなれたものの、当の本人とは気持ちがすれ違うまさにコントのような展開。その裏で颯太に忍び寄る謎の組織からの嫌がらせとコメディ要素が強かったのだが、文化祭本番になってからの熱い友情劇は素晴らしい。予想以上の策士だった葵が殊勲賞ですね。変わり続けるこはるを見つめ続けていた颯太に芽生えた感情と、それに対するこはるの答えが青春そのものなのがまた良い。次巻が楽しみ。2021/03/03
かっぱ
24
文化祭を描いたシリーズ4弾。アルバイトを通して人と接することに自信を持った佐藤さんが学校で友達を作ろうとする流れは微笑ましくて良い。澪、葵、温海という演劇同好会の3人のキャラも良い温度感で、少しずつ佐藤さんとの距離が詰まっていく過程が丁寧に描かれていて満足度も高い。一巻から積み重ねた上で告げられた和玄さんの言葉も印象的だ。佐藤さんの壁にぶつかっても立ち上がる無垢な姿勢が変わらないところは素敵だと思うし、だからこそ颯太が密かに見せた独占欲も物語の進展を思わせるスパイスになっていてまた新鮮な気持ちになった。2021/03/09
しぇん
21
KindleUnlimitedで。今回は学園祭。友達作りに頑張る佐藤さんが可愛いですね。あと、両親含むバンド描写が何か面白かったです。ただ、佐藤さんファンクラブはちょっとキチガイ過ぎてアレでした。普通に逮捕されるレベルでしたし2023/02/15
オセロ
20
二学期が始まり佐藤さんはバイトで身につけたコミュ力を活かして文化祭までにクラスメイトの五十嵐澪と友達になろうとするが、澪は佐藤さんのことが嫌いで。そんな澪の外堀を無自覚に埋めていく佐藤さんには思わず笑ってしまいました。そして迎えた学園祭ではSSFの行動にはドン引きでしたが、澪の危機に立ち上がった佐藤さんの行動にはグッとくるものがありました。次巻も楽しみです。2021/02/18