ガガガ文庫<br> 俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。

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ガガガ文庫
俺と彼女の恋を超能力が邪魔している。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094516692
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ボンクラ男子に超能力少女の恋が覚醒?

「あの……このDVD、一緒に借りていただけませんか?」――男子校に通う伊藤大治郎は深夜のレンタルビデオ店で、ひとりの少女に“逆ナン”される。これをきっかけに、少女と散歩友達となり楽しい時をすごす大治郎だったが、会うのはいつも夜中に限定されることに疑問を感じていた。いや、それ以上に異常を感じることも。彼女と一緒にいると、触れてもいないのに物が動く、破裂するなど不可思議な現象が起こるのだ……。じつは、彼女――灰島小春は、幼い頃に特殊な力が覚醒した少女たちとともに、世間から隔離され研究施設で暮らす超能力者だった。夜な夜な施設を抜け出しては、町を冒険するのを密かな楽しみとしていた。ところが、同じ施設の仲間に無断外出を見つかった小春は、このことをバラさない条件として合コンを開くことを強要される。そこで仕方なく、大治郎に合コンのセッティングを頼む小春だったが……。

第9回小学館ライトノベル大賞優秀賞を受賞したデビュー作『あの夏、最後に見た打ち上げ花火は』が、第2回「ライトノベル・フロントライン大賞」大賞を受賞! 期待の作家・助供珠樹のデビュー第2弾は、ボーイ・ミーツ・サイキックガールな青春ラブコメ!


助供 珠樹[スケトモ タマキ]
著・文・その他

いつい[イツイ]
イラスト

内容説明

女子とのラッキースケベなどとは完全無縁な男子校に通う伊藤大治郎は、日々あり余る性欲を持て余していた。ある日の夜、ひとりの少女と運命的な出会いを果たした大治郎は、なんだかその子といい感じに!?じつは彼女―灰島小春は、世間から隔離された研究施設で暮らす超能力者であり、強大な念動力の持ち主だった。夜な夜な施設を抜け出し、大治郎とのデートを重ねる小春だったが、ピュアな彼女は、彼のスケベさ加減を受け入れられずにいた…。ボーイ・ミーツ・サイキックガールな超能力青春ラブコメ発動!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まりも

38
自他共に認めるスケベ男子・大治郎と、世間から隔離された施設で暮らす超能力少女・小春のボーイミーツサイキックな青春ラブコメ物語。ドタバタラブコメかと思ったら違うのかよ。スケベな男子とピュアな少女が出会い、交流を深める中で徐々に距離を縮めていく。一見すると幸せいっぱいなボーイミーツガールなのに、2人の生きていた世界が全く違うせいで起きるすれ違いが、物語に緊張感を生み出す。ただ甘いだけじゃなくほんのりとした寂しさも感じさせる独特な癖のあるラブコメですね。ツッコミどころも多いけど割と楽しめました。2017/04/20

真白優樹

14
思春期特有の性欲が強い少年が、謎の超能力者の少女と出会い始まる物語。―――この若さ故の疾走の先、真夜中から始まる関係はどこに向かう? 欲に正直な少年と世間知らずの少女。文字通り生きてきた世界が違う二人は、近づいては離れるを繰り返し、最後の一線の上ですれ違う。薄氷の上の幸せな関係は捻じれて破裂し、その先で思いを曝け出し関係は結ばれるも再び離れ、だけどまた君と巡り合う。独特な空気が仄かな寂寥を誘うこの物語、ちょっとしんみりとしたラブコメが好きな読者様にはお勧めできるかもしれない作品である。 うん、面白かった。2017/04/19

水無月冬弥

13
助供珠樹先生の #ラノベ 途中まではテンポもよく面白いボーイミーツガールだったけど、最後の展開がねー、個人的に僕の嫌いな展開だったせいもあって、読後感が蝶絶微妙になってしまった。2017/05/11

KUWAGATA

13
いろいろ突っ込みたいところはあるのだが、倒壊したビルについての責任は誰がとるのか、それが何より気になる。主人公とヒロインの視点が交互に描かれる終盤までの構成はいいんだけれど、設定のほとんどが置いてけぼりで、アレ、これで終わり?というのが読了後の何よりの感想だった。ぶっちゃけて言ってしまうと、これ超能力設定いらんかったんとちゃうかと笑2017/05/08

サイバーパンツ

11
スケベ男子と超能力少女の青春ラブコメ。小春の施設暮らしという設定を活かしつつ、ボーイミーツガールの王道を抑えて、等身大の高校生のウブな恋を描いており、非常に良い雰囲気だったのだが、合コンの話から一変。突然ゲスい空気になっただけでなく、最後はせっかくの超能力設定を雑に使い、駆け足気味で無理矢理まとめに入ってしまった。設定、キャラクターともに魅力的で、文章も節々でギャグが効いていて面白いのに、途中から方向性を見誤ってしまった感が強い。中盤までの空気感を維持していれば傑作だっただけに、色々ともったない。2017/09/14

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