ガガガ文庫 ＧランＤＫとダーティ・フェスタ

秀章【著】

小学館（2014/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 310p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094515039
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

男子高校生だけど、ミスコン優勝狙います！

――誰かミスコン出ろよ。

ここは大バカ高校・野猿峠男子（通称:猿男）。
勉強は出来ないが、バカをやらせりゃ俺らが最強。俺たちDK（男子高校生）を止める事なんて出来やしない。
そんな俺らの高校に、普段なら話すこともできないような超お嬢様学校・鈴之院女子高等学校との合同文化祭の話が舞い込んで来た。

と、いうわけで。
漢・花島一茶、女になります！
高校最後の文化祭、心強い仲間と共にミスコン優勝目指して女の華を咲かせます。
スカートだから恥ずかしくないもん！

でもこの文化祭、どうにも裏がありそうだ。
楽しもうとしてる女がどこにもいないし、いきなり目つきの悪い金髪美少女に狙われたり……。
ミスコンがらみで、女同士の蹴落とし合いでもあるのだろうか。
そんなに必死になることか？ それで祭りを楽しめないなんて、どうかしてるね。

だったら、俺らの悪ふざけで、そのくだらない空気を吹き飛ばしてやる！
俺らのステージは確実にフルハウス。
しまいにゃ翔ぶからよーく見とけ！

ミスコン優勝を目指して、おバカなDK達が大暴れ！
何が起こるか分からない!? 全身全霊の青春ドタバタグラフティ開幕！！

秀章［ヒデアキ］
著・文・その他

榎本 ひな［エノモト ヒナ］
イラスト

内容説明

ここは大バカ高校・野猿峠男子（通称：猿男）。そんな俺らの高校に、普段なら話すこともできないような超お嬢様学校との合同文化祭の話がやって来た。と、いうわけで。漢・花島一茶、女になります！でもこの文化祭、どうにも裏がありそうだ。楽しそうな女がどこにもいないし、いきなり目つきの悪い金髪美少女に狙われたり…。だったら、俺らの悪ふざけで、そのくだらない空気を吹き飛ばしてやる！ミスコン優勝を目指して、おバカなＤＫ（男子校生）達が大暴れ！何が起こるか分からない！？おバカな青春グラフィティ開催！！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[(●▲●)とらうまん(*^◯^*)]

【★★★★☆】偏差値最底辺のバカ男子校に突然舞い込んだお嬢様学校との合同文化祭。当然浮かれまくる男どものなか、主人公の一茶はいつもの勢いと悪のりでミスコンに名乗りをあげるも、何やら女子の方ではいろいろ複雑な事情があるようで……？ 作品としてはドロドロした部分も含め著者のデビュー作である脱兎リベンジと似たベクトル、個性的すぎるキャラたちが繰り広げる青春グラフィティであり、落ちこぼれどもがエリートに一泡ふかす痛快エンターテイメントでもありましたね。１巻完結で少々駆け足気味な展開でしたが、良い青春ラノベでした。

2014/10/24

[まりも]

底辺男子校生が女子高のミスコンで優勝を狙う話。欲望や見栄の為に他人を蹴落とる女子高やその親に対して自分たちが心の底から楽しむ為にひたすらバカをする主人公たちは読んでいて爽快な気持ちになる。キャラもそれぞれ個性的で男子校生らしいノリとおバカさが良いですね。ただ暴れまわるのだけではなくちゃんとドラマがあるのもグッド。秀章作品は人を選ぶけどハマればすごく面白いと思います。

2014/09/25

[ナカショー]

非常に面白かった！男子がお嬢様学校と合同で開くことになった文化祭で、悪ノリでミスコンに参加することになるとこから始まる青春もの。ただのギャグ調で終わらなく、学力だけが人生じゃないというのがすごくよくわかり、読了が凄いスッキリしました。青春っていいものだなぁ……。非常に面白かったです。（2回目）オススメです。

2016/02/03

[アウル]

結構面白かった。男子キャラの個性が強く、バカなんだけれどもそれゆえに全力で物事を楽しもうとする姿勢が良かった。やはり人生は誰かに決められた道を進むのではなく自分で悩み間違ったりしながらも進んでいくもんだなと実感。頭の中を空っぽにして最初の勢いで読めたら最後までいけるかと思うがノリが合わない人にはトコトン会わないかな。

2014/09/22

[真白優樹]

何かビビッときて衝動買いした一作。凄く黒いドロドロが蠢く女子校と合同で学園祭をすることになった少年たちが何故かミスコン優勝目指して暴れまわる物語。　・・・正直に言わせてもらおう、自分的には大当たり、凄まじく面白い作品。　親の見栄や争い蠢く女子高の中で、ただ自分たちの目的の為に暴れまわるバカ達は見ていてとても爽快で心地よい。その行動が結果的に落ちこぼれのヒロインを立ち直らせていくという流れも良く、主人公の仲間達もとても魅力的であり、ストーリーも及第点以上・・・そう、落ちこぼれであっても人生は面白い

2014/09/18