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内容説明
中学生になった頃、ぼくらはもう一人前で自分でなんでもできると思った。ぼくらは泣いたり笑ったり怒ったり、もうこの世界のことはほとんど知った気になっていた。でも本当の悲しみや喜びや怒りはそんな日常の中にはなかった―。「月刊IKKI」(小学館)連載中のSFロボット青春マンガ「ぼくらの」がアニメ化に続きノベライズ。ストーリーを手掛けるのは原作者・鬼頭莫宏も絶賛の新鋭・大樹連司。異次元少女マーヤ、車椅子の少女コズエなど新キャラも大挙登場。原作とは異なった並行世界で展開する“もうひとつの戦い”が始まる。
著者等紹介
大樹連司[オオキレンジ]
1982年生まれ、茨城県出身。東京都在住
鬼頭莫宏[キトウモヒロ]
大学在学中に「残暑」(小学館)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
催涙雨
22
命を動力源にして動く巨大ロボット、死を運命付けられた14人の少年少女。死ぬこと、世界を救うこと、そして消すこと…小さな肩にのし掛かる宿命に葛藤しそれぞれが向き合う姿。設定そのものが物凄く面白くてかなり好きな作品なのだが未だに原作漫画を読んだことがない。アニメを見たあと、どういう経緯でノベライズ版を手に取って原作をスルーしたのかも覚えていない。漫画も死ぬまでに一度は読んでおきたいと今になって思う。2017/11/17
Humbaba
10
自分は特別な存在である.それは誰もが幼いことに持っている感情である.長ずるに連れて現実が見え始め,自分は特別ではないということがわかり始めるが,それをそのまま受け入れられるかどうかはまた別の問題である.2013/03/15
Yuichiro Komiya
9
原作のマンガが大好きだったので読んでみたが、お気に入りだったキャラが、いきなり悪役になっていて泣いた(つД`)2017/08/15
いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】
6
**ネタバレ**鬼頭と虚淵が大好きなので、原作マンガを経由して小説版を購入。自然学校に参加の子供達が謎の人物と契約し、ジアースのパイロットとなる、基本的な設定は原作と同じ。ただ原作と設定が異なり、登場人物はダイチ・モジ・マキ・ナカマ・マチが外れ、新たに車椅子の少女コズエ、モジの幼馴染みツバサ、アメリカ人の父と日本人の母を持つマリア、そしてナカマとマキを統合したようなマコが登場する。また子供達を契約へと導き、コエムシを従えるようにマーヤという少女が登場する。さぁ、舞台はまだ序盤、どうなるのかが楽しみです。2012/05/03
naoan
5
☆☆2017/04/21