小学館キャンバス文庫 闇の王統―妖美竜神伝〈巻の１〉

嶋田 純子【著】

小学館（1995/04発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 220p／高さ 15cm
• 商品コード 9784094302417
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

草薙一族の本家次男に生まれ、７歳の時、日本武尊の転生した姿だと告げられた帆乃真。彼は妹の命を救うため、竜族の女王に献上されたという“草薙の剣”を捜していた。そんな時、富士山麓で謎の竜神像が発掘。帆乃真は像の所有権を主張する浅間麟と出会い…！？

富士山麓の遺跡の発掘で、精密な水晶細工の竜神が発見された。それは、現代の科学技術をもってしても作ることのできない人工物体であった。それを知った草薙帆乃真は、その謎を追っていくうち、巨大な事件に遭遇する

内容説明

この世にありえないものが発見された。富士山麓の古代遺跡の発掘調査のおり、祭壇らしき遺構で不思議な輝きを放っていたその人工物体は、高さ３０センチ弱の、水晶細工の竜神像である。鱗の一枚一枚、爪やたてがみの一本一本が精緻に彫刻され、光のあたりぐあいによってまばゆいきらめきを放つ。この精密な水晶細工は、現代の技術をもってしても、恐らく製作不可能であろう。問題は、それが縄文時代以前の地層から発見されたということだった―。遙かなる時を越え、現代に甦った竜神像の意味するものは。超古代歴史ロマンの開幕。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[椿櫂]

友人から借りた本。麟様、美しいですね。主人公は熱血漢ですね。続きも借りているので、読むのが楽しみですが、三巻で終わりみたいで残念です。

2016/11/30