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出版社内容情報
16の春、純弥(すみや)はプロの能楽師になるため、斐川(ひかわ)流宗家の直弟子となった。宗家は斐川流の御曹司(おんぞうし)・斐川成彬(なりあき)。そしてそこで、純弥は自分と同い年で、能の才能を認められ、斐川宗家の養子となった少年・藤孝(ふじたか)と出会った。純弥はいつしか、藤孝に魅かれ始めてゆく…。
“……ぼくは能が好きだ”16歳の春。小さい頃から学んだ家を出て、純弥は、能楽斐川流宗家に弟子入りを果たした。しかし、そこには天才と呼ばれる藤孝がいた。魅かれあう二人。だが二人の前には意外な事件が……!
内容説明
十六歳の春。純弥は、プロの能楽師として舞台に立つべく、本格的に能の修業をするため、斐川流宗家の直弟子となった。宗家は、斐川流の御曹子、能楽界のサラブレッドと呼ばれる斐川成彬である。そしてそこには、純弥と同い年で、天才の名をほしいままにしている藤孝がいた。純弥はいつしか、藤孝に魅かれ始める―。しかし思わぬ事件が…!?能の世界を舞台に、めくるめく禁断の愛と憎しみを描く異色作登場。