出版社内容情報
毎晩のひどい「いびき」は、睡眠時無呼吸症候群を疑え!
重度のいびきに伴い、睡眠中に呼吸の停止が繰り返される睡眠時無呼吸症候群。日本でも200万人以上の患者がいると推定され、「隠れた国民病」とも言われている。放置しておくと血液中が酸欠状態になり、心臓や血管に大きな負担がかかり、高血圧や、心臓病、脳血管障害など、重篤な生活習慣病を招き、悪化させる危険性が大だという。CPAP(シーパップ)療法といわれる、マスクから空気を押し込み、呼吸を補助する方法で改善するという画期的な治療法も紹介する。●文庫書き下ろし
内容説明
家族に「いびき」がうるさいと指摘された。あるいは、日中にひどい「眠気」を催すことが度々ある―。そんなあなたは、睡眠時無呼吸症候群を疑ってみる必要あり!睡眠中に呼吸の停止が繰り返される睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や心臓病、脳血管障害などの重篤な生活習慣病や事故を招く危険性のある恐ろしい病気。放置しておけば、死に至ることもあり得るのだ。たかが「いびき」、されど「いびき」。現在、日本に200万人以上の患者がいると推定されるこの「隠れた国民病」をわかりやすく解説。CPAP療法という、マスクを使った画期的な治療法も紹介する。
目次
第1章 こんな「いびき」は危険なサイン―いびきと睡眠時無呼吸症候群
第2章 ひどい「眠気」は睡眠時無呼吸を疑え!―睡眠時無呼吸が交通事故や仕事のミスを招く
第3章 睡眠時無呼吸症候群の意外な自覚症状―こんな人は、睡眠時無呼吸を疑え
第4章 高血圧や心臓病、脳卒中もじつは睡眠時無呼吸が原因だった!―睡眠時無呼吸症候群が招く生活習慣病
第5章 睡眠時無呼吸症候群の検査と診断―放置は非常に危険。すぐに専門医に
第6章 睡眠時無呼吸はこの治療で改善する―効果抜群のCPAP治療
著者等紹介
鈴木俊介[スズキシュンスケ]
上大岡内科・呼吸器科クリニック院長。医学博士。1948年福島県出身。72年、東北大学医学部卒業後、聖路加国際病院内科、東北大学第一内科を経て、81年から米国ハーバード大学及びブラウン大学に留学。その後、横浜市立大学医学部第一内科助教授を務め、2003年より横浜市・上大岡にクリニックを開設する。日本呼吸器学会指導医・専門医ほか。1991年、日本呼吸器学会賞・熊谷賞受賞
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