出版社内容情報
クマに怯え、有毒ガスと戦い、道無き道をかき分けて、切り立つ崖を這い上がる。そうして辿り着いた先は…。温泉は気持ちがいいもの、と考えられがちな風潮に一石を投じる痛快超秘湯探索記。決してマネはしないで下さい。
ひとりのカメラマンが命がけで挑んだ温泉巡礼の旅。クマに怯え、有毒ガスと戦い、道無き道をかき分けて、切り立つ崖を這い上がる。そうして辿り着いた先は…。北海道から東北全域、そして関東北部に至るまで。ガイドブックには絶対載っていない、“誰も知らない温泉”の数々だ。温泉は気持ちがいいもの、と考えられがちな風潮に一石を投じる痛快超秘湯探索記。“誰も知らない温泉”は、“誰も行けない温泉”だった!●書き下ろし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
75
温泉、という癒しのイメージとは遠くかけ離れた、秘湯探訪記。尻しか湯に浸かれない、湯までの橋が朽ち果てているなどは序の口、ガスマスクまで総動員して温泉を追う執念は半端ない。行ってみたいとは到底思えないが、読む分には充分に楽しめた。2015/07/10
ふろんた2.0
30
表紙の画像にあるとおり、普通は行けない(行かない)秘湯を訪れる温泉ガイド。熊に遭遇する危険、硫黄ガスにやられる危険を顧みずに行く山奥の温泉。さらにその温泉が適温とは限らない。単独行でやるのは危険だな。何せ事故があったら、全裸にガスマスクという姿で見つかるのだから。2014/08/30
Ayako
21
秘湯のレベルを越えた温泉を紹介しているガイドブック。日本にはこんなにも沢山の源泉があるのだと驚愕した。道なき道を進んだ先にある温泉、そして野生動物や有毒ガスに怯えながらガスマスク着用で入る温泉といった癒されないスポットの数々。「決して真似をしないでください」とあるが、真似をする気すら起きないもはや冒険レベルだ。2020/08/15
くり
6
ガスマスク装着で、野湯に浸かる。しかも、火口噴火近くの危険区域で、くまやヘビの遭遇に怯えながら・・・。書店で立ち読みして、思わず吹き出した、面白いにもほどがある温泉ガイドブック。2014/08/16
k_jizo
5
★こういうおバカなコンセプトは大好きだが、単調に温泉エピソード〜ガスマスク入浴写真〜地図が並んでいるので最後は飽きた2014/03/27