内容説明
都会の生活に敗れ、寝台特急「北斗星」と飛行機を乗り継いで帰った故郷・知床の町で、元刑事の水木を待っていたのは、一通の脅迫状だった―。東京に舞い戻った水木。だが、人探しを依頼した元同僚の葛城が殺され、年老いた母親の身にも危険が迫る。そして、十津川警部は!世界自然遺産・知床と欲望渦巻く大都会・歌舞伎町を繋ぐのは謎の脅迫状!十津川警部シリーズ最新作。
著者等紹介
西村京太郎[ニシムラキョウタロウ]
1930年東京に生れる。’63年『歪んだ朝』でオール讀物推理小説新人賞を受賞。’65年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞、’81年『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を、2005年に日本ミステリー文学大賞を受賞し、’06年には著作が400冊を突破した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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