小学館文庫<br> 土門拳 古寺を訪ねて―京・洛北から宇治へ

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小学館文庫
土門拳 古寺を訪ねて―京・洛北から宇治へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 205p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094114232
  • NDC分類 702.17
  • Cコード C0126

出版社内容情報

飛鳥時代の人と昭和の土門と今の私が、同じ仏様に感動している。

 渾身のクローズアップ写真と、写真家ならではの感性溢れるエッセイ。古寺を訪ねる土門拳のビジュアルシリーズ第三弾「京都編」。神護寺と高山寺、西芳寺、東寺と三十三間堂、平等院など、仏像・庭園・建築……京都の奥深い魅力を凝縮した一冊。40年におよぶ古寺の作品から厳選した広隆寺弥勒菩薩像をはじめ、カラー・モノクロ80点を超える写真を収録。静かな美しさと迫力をもつ作品群は、時を超えて今なお新鮮である。巻末で写真家藤本四八氏が若き日の土門拳を回想する。

内容説明

渾身のクローズアップ写真と、写真家ならではの感性溢れるエッセイ。古寺を訪ねる土門拳のビジュアルシリーズ第三弾「京都編」。神護寺と高山寺、西芳寺、東寺と三十三間堂、平等院など、仏像・庭園・建築…京都の奥深い魅力を凝縮した一冊。40年におよぶ古寺の作品から厳選した広隆寺弥勒菩薩像をはじめ、カラー・モノクロ80点を超える写真を収録。巻末で写真家藤本四八氏が若き日の土門拳を回想する。

目次

神護寺と高山寺(小川義章師のこと)
西芳寺と洛北・洛西(西芳寺と夢窓疎石)
東寺と三十三間堂(観智院の和釘)
平等院(平等院について)
若き日の土門拳(藤本四八)

著者等紹介

土門拳[ドモンケン]
1909~90年。山形県酒田市生まれ。1935年、日本工房に入社、報道写真家としてスタートする。39年、はじめて室生寺を訪れ、翌年から古寺巡礼を開始。戦前戦後を通じ寺院の建築、仏像を撮り続け、好きなものだけを対象として、クローズアップしてとらえる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gonta19

6
2008/9/17 7&yにて購入 2009/3/23〜3/26 帰りの電車内で読了。 京都の有名寺院である神護寺、中宮寺、西芳寺、東寺、平等院鳳凰堂などの写真。なぜか龍安寺はあっさりとしている。神護寺の薬師如来立像がなかなかかわいい。中宮寺の半跏思惟像はやはり美しいなぁ。実はまだ実物を見たことがないのだ。見に行かねば。 2009/03/26

ikedama99

4
1の次に読む。写真と文章を見比べながら読み進める。先日に、土門拳記念館に行ったが、そこで見た写真もあり、その補充のような気持ちでも、読み進めた。自分は、高山寺にかかわる内容と写真が気に入っている。一度行ってみているはずだが、記憶にない。今度行くときは、しっかり見たいと思う。2018/08/17

ルアット

4
土門拳という名前のせいだろうか、土門拳の写真は非常に力強く感じる。古寺巡礼の写真とエッセイを見た後に、実際に古寺・仏像を観ると、深く味わいのあるものになる。また、京都に行きたい。2013/11/02

りんご

3
土門拳さんの古寺を訪ねての第3集。今回は京都です。カラーだけでなく白黒写真の味わいも感じられます2024/05/21

bun

1
古寺のたたずまい、歴史ある仏像の表情はどれも魅力的だが、釘隠しの美しさや和釘の面白さに惹かれるという土門拳の視線がいい。茜雲を背にたそがれている鳳凰堂は、めくるめく速さで走っていると気づいた土門拳の「シャッターを切れる瞬間は、たったの一度しかない」という言葉がとても印象的だった。 2020/03/25

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