小学館文庫
小説 カノジョは嘘を愛しすぎてる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 189p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094088786
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あのメロディーが嘘のはじまりだった。

「付き合い始めたあの頃、僕はこれっぽっちも君のことが好きじゃなかった。全部嘘だった」――
サウンドクリエーターの小笠原秋は、圧倒的な人気を誇る4人組バンド「CRUDE PLAY」(クリプレ)の元メンバー。メジャーデビュー決定後に脱退し、いまはクリプレの楽曲を手がけている。
青果店を営む親のもとで育った小枝理子は、クリプレの大ファンの、16歳の女子高生。歌うことが何より大好きで、クラスメイトとバンドを始めたばかりだ。
偶然出会い、付き合い始めた秋と理子。でも、理子に声をかけた時、秋は苦しくて、何かにすがりたくて――
「正直、カノジョに声をかけたのはただの気まぐれで、ぶっちゃけ誰だってよかった」
"嘘"から始まったせつない恋の行方は……。
『僕は妹に恋をする』『僕の初恋をキミに捧ぐ』の青木琴美が描く、大人気ラブストーリーの映画版を完全ノベライズ!


【編集担当からのおすすめ情報】
秋と理子、それぞれの視点から描かれる物語。あの時、秋は何に傷ついていたのか、理子は何を感じていたのか――。惹かれ合いながらもすれ違う、ふたりのせつない思いが詰まっています。

内容説明

「付き合い始めたあの頃、僕はこれっぽっちも君のことが好きじゃなかった。全部嘘だった」天才サウンドクリエーターの小笠原秋は、人気バンド「CRUDE PLAY」の元メンバー。青果店を営む家で育った小枝理子は、クリプレの大ファンの、歌うことが好きな女子高生。ビジネスとしての音楽につまらなさを感じていた秋は、気まぐれに理子に声をかけ、自分の正体を隠したまま付き合い始める。しかし、理子がクリプレのプロデューサーにスカウトされ、デビューすることに。“嘘”から始まった、秋と理子のせつない恋の行方は―!?累計四百五十万部突破同名コミックの映画版ノベライズ。

著者等紹介

豊田美加[トヨダミカ]
大分県生まれ。成蹊大学文学部卒業。ノベライズ作品、少女漫画原作も手がける

青木琴美[アオキコトミ]
愛媛県生まれ。1998年、弱冠十八才で『99のナ・ミ・ダ』でデビュー。2007年、『僕は妹に恋をする』が映画化。08年、『僕の初恋をキミに捧ぐ』で第五十三回小学館漫画賞少女向け部門を受賞、同作は09年映画化される。13年、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harupon

22
2015年TVで映画を放映したのを観ました。それをすっかり忘れていて、この本を読みだして、あ、知っている内容だと気が付いた。無名バンドグループがデビューして大ヒット。その陰には、こんな物語があった。青春だぁ~。もどかしいけど、これが良い良い。2021/05/20

古典部員

19
DVDで映画版を観て以来、カノ嘘にはまってしまい、漫画や小説にも手を出してしまう日々。簡単な文章で歌詞も多かったため一気読み。携帯小説っぽくて、若かりしあの頃を思い出しました。笑 映画の内容を思い出しつつ読めました。アキ、早く帰ってきてー!2014/11/22

yukamana

11
娘から借りて。サラッと読み終えました。大原櫻子ちゃんの歌声ききたいなあ。今度DVD見てみよう。2016/08/18

Gonzou82

10
漫画のような話だなと思ったらマンガだった(笑)すごく読みやすいとは思ったが、かなり薄かった。原作や動画だったら印象変わるのかな。もう少しドラマがあっても良かったような印象。2016/12/06

0kaeri

10
映画未観賞。彼女が本物の僕をみても変わらない優しさに愛情を感じました。二人が幸せになれる日まで道のりは長いけれど、きっと幸せになれると信じています。漫画も今後、読んでいく予定です。2014/01/15

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