出版社内容情報
あのメロディーが嘘のはじまりだった。
「付き合い始めたあの頃、僕はこれっぽっちも君のことが好きじゃなかった。全部嘘だった」――
サウンドクリエーターの小笠原秋は、圧倒的な人気を誇る4人組バンド「CRUDE PLAY」(クリプレ)の元メンバー。メジャーデビュー決定後に脱退し、いまはクリプレの楽曲を手がけている。
青果店を営む親のもとで育った小枝理子は、クリプレの大ファンの、16歳の女子高生。歌うことが何より大好きで、クラスメイトとバンドを始めたばかりだ。
偶然出会い、付き合い始めた秋と理子。でも、理子に声をかけた時、秋は苦しくて、何かにすがりたくて――
「正直、カノジョに声をかけたのはただの気まぐれで、ぶっちゃけ誰だってよかった」
"嘘"から始まったせつない恋の行方は……。
『僕は妹に恋をする』『僕の初恋をキミに捧ぐ』の青木琴美が描く、大人気ラブストーリーの映画版を完全ノベライズ!
【編集担当からのおすすめ情報】
秋と理子、それぞれの視点から描かれる物語。あの時、秋は何に傷ついていたのか、理子は何を感じていたのか――。惹かれ合いながらもすれ違う、ふたりのせつない思いが詰まっています。
内容説明
「付き合い始めたあの頃、僕はこれっぽっちも君のことが好きじゃなかった。全部嘘だった」天才サウンドクリエーターの小笠原秋は、人気バンド「CRUDE PLAY」の元メンバー。青果店を営む家で育った小枝理子は、クリプレの大ファンの、歌うことが好きな女子高生。ビジネスとしての音楽につまらなさを感じていた秋は、気まぐれに理子に声をかけ、自分の正体を隠したまま付き合い始める。しかし、理子がクリプレのプロデューサーにスカウトされ、デビューすることに。“嘘”から始まった、秋と理子のせつない恋の行方は―!?累計四百五十万部突破同名コミックの映画版ノベライズ。
著者等紹介
豊田美加[トヨダミカ]
大分県生まれ。成蹊大学文学部卒業。ノベライズ作品、少女漫画原作も手がける
青木琴美[アオキコトミ]
愛媛県生まれ。1998年、弱冠十八才で『99のナ・ミ・ダ』でデビュー。2007年、『僕は妹に恋をする』が映画化。08年、『僕の初恋をキミに捧ぐ』で第五十三回小学館漫画賞少女向け部門を受賞、同作は09年映画化される。13年、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』が映画化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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harupon
古典部員
yukamana
Gonzou82
0kaeri
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- 和書
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