小学館文庫<br> ゴーン・ガール〈上〉

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小学館文庫
ゴーン・ガール〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 413p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094087925
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

NYタイムズベストセラー第1位のミステリ

ニックは34歳、ニューヨークで雑誌のライターをしていたが、電子書籍の隆盛で仕事を失い、2年前に妻エイミーとともに故郷ミズーリ州の田舎町に帰ってきた。しかし、両親ともに高名な童話作家で、その人気児童文学シリーズのモデルでもあったニューヨーク育ちのエイミーにとって、この田舎町での生活は決して満足するものではなかった。
そんななか、結婚5周年の記念日にエイミーが突如謎の失踪を遂げる。家には争った形跡があり、確かなアリバイのないニックに容疑がかけられる。次々とニックに不利な事実が浮上するなか、彼はみずから妻探しを始めるが、その一方で何かを隠すかのように嘘を重ねるのだった……。
ニックの語る結婚生活と、交互に挿入されるエイミーの日記。夫婦双方の言い分からなるふたつの物語が重なるとき――。大胆な仕掛けと息苦しいほどの緻密さで描写される夫婦のリアルな愛憎劇、やがて浮かび上がる衝撃の真実とは――。


【編集担当からのおすすめ情報】
著者は、ミズーリ州カンザスシティ生まれ、カンザス大学卒業後、ノースウェスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得。デビュー作「Sharp Objects」(『KIZU―傷―』早川書房刊)で2007年度のCWA賞最優秀新人賞、最優秀スリラー賞をW受賞、第2作「Dark Places」(『冥闇』小学館文庫)も09年度のCWA賞最優秀スリラー賞にノミネートされ、第3回ブラック・キル(Black Quill)賞ダーク・ジャンル・ノベル賞を受賞。現在、いまアメリカでもっとも活躍が期待される女性ミステリ作家のひとりです。

ギリアン・フリン[ギリアン フリン]
著・文・その他

中谷 友紀子[ナカタニ ユキコ]
翻訳

内容説明

ニックは三十四歳、ニューヨークで雑誌のライターをしていたが、電子書籍の隆盛で仕事を失い、二年前、妻エイミーとともに故郷ミズーリに帰ってきた。しかし都会育ちの妻にとってその田舎暮らしは退屈きわまるものだった。結婚五周年の記念日、エイミーが、突然、謎の失踪を遂げる。家には争った形跡があり、確かなアリバイのない夫ニックに嫌疑がかけられる。夫が語る結婚生活と交互に挿入される妻の日記。異なるふたつの物語が重なるとき衝撃の真実が浮かび上がる。大胆な仕掛けと予想外の展開、「NYタイムズ」で第一位に輝いた話題のミステリ登場。

著者等紹介

フリン,ギリアン[フリン,ギリアン] [Flynn,Gillian]
米国ミズーリ州カンザスシティ生まれ。現在はシカゴに在住。カンザス大学卒業後、ノースウエスタン大学でジャーナリズムの修士号を取得。『KIZU―傷』(SHARP OBJECTS)で作家デビュー。第二作目『冥闇』(DARK PLACES)ではスティーヴン・キングなどに激賞され、CWA賞最優秀スパイ・冒険・スリラー賞にノミネートされる

中谷友紀子[ナカタニユキコ]
神奈川県生まれ。京都大学法学部卒業。ジェイムズ・エルロイ、カール・ハイアセンなどの作品の翻訳者である田村義進氏に師事する。ミステリ小説の翻訳を中心に手掛けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mariya926

138
図書館にあったので借りてきましたが、海外ミステリーで久々の大ヒットでした!もう一気読みでした。最初は結婚生活のラブラブだった時から5年後で冷えきった状態を見せられて、またお互いの育った環境によって形成されてしまっている部分を見て怖いなと思います(これから結婚する人が読むと、結婚に希望が持てなくなると思います)しかも妻は血を流して失踪で、夫がとても怪しいと思うように書かれています。夫は浮気していて、お金にも困っていて、保険金も上げて、味方は双子の妹のボニーだけという状況です。しかし…2021/11/05

こーた

131
貧すれば鈍する。不景気のあおりで職を失った若い夫婦は、NYを追われてアメリカの真ん中へ。灰色の中西部は、ふたりの心も荒ませる。失踪した妻。争った形跡。結婚記念日恒例の宝探し。夫は体面を気にして不必要な嘘を繰り返し、完璧(アメージング)だった日々を忘れらない妻の日記は、FBのタイムラインのように虚飾にまみれている。どちらの語り手も信頼できない。いや、本当にそうなのか?何かが歪んでいるように感じる。奇妙な違和感の重なりをおぼえながらも、先が気になってわたしは本の頁をめくる。嘘だ嘘だ嘘だ。(下巻へつづく)2018/01/05

修一郎

115
日記らしくない妙な手記でいい子ちゃんぶるエイミーが嫌で仕方がなかったけど,そのうちにニックも嘘つきがバレだしたらもうどうにも嫌な奴ばかりだ。情報小出しで全容が見えない上に偽りがちらついて不快感この上なし。上っ面重視のニューヨークの生活と閉塞感いっぱいの田舎生活の描かれようも皮肉一杯。女性作家の方がこういう空気感を書くのが得意なのだろうか… イヤミスと知りながら読み始めて、まんまと術中にはまっている感ありあり,100%イヤミス読者の気分で、下巻へ…2016/03/22

紅はこべ

114
映画の脚本はギリアン・フリン本人が手がけたそうで、これは期待持てるかも。夫婦のすれ違いを描いて、ここまで凄まじい作品は初。どっちもどっちとも言えるが、妻の財産を遣い込んでいる分、夫の方が質悪いかな。2014/11/05

Tαkαo Sαito

109
映画⇒小説の流れです...。映画を観ていて終始、どこか気持ちの悪い違和感を感じていましたが、小説ではもっとゆるやかに夫婦関係の崩壊が描かれ、また妻が失踪してからの周りの人々の反応の変化に徐々に気持ち悪さが感じられました。ゴーン・ガールの前半なのですが、後半の展開を読みたいのでこれから書店に行って(下)を買おうと思います! あ、ちなにみ映画はとても面白かったですよ!?手汗と顔の脂汗が止まらないくらい怖かったですが...笑。2015/02/21

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