出版社内容情報
大人女子に贈る切なすぎるラブストーリー
もしリーマンブラザーズが潰れなかったら、もしオバマが大統領にならなかったら、国境を越えた運命的な出会いもなかったはずだった・・・。
アイルランドで暮らす38歳のアディは、二度と恋をしないと心に誓って生きていた。ところが、自分のルーツを探しにアメリカからアイルランドに訪れたブルーノとの突然の出会いに心が揺れ始める。いつしか2人はお互いの思いを確かめ合い、幸せの絶頂を迎える。
そんな時、医師が宣告した残酷な事実。永遠に続くと思っていたこの恋が、アディの命の灯火とともに消えることを知らされるのだった・・・。
おしゃれをすること、家族とたわいもないおしゃべりをすること、ブルーノと愛し合うこと、なにげないひとときが、最高の宝物だったことに気づかされる。
そして最期を迎える瞬間、アディの胸に去来した思いは・・・
アイルランド人女性、キャスリーン・マクマホンが描いたこの小説は、アメリカ、ヨーロッパの女性達を感動の渦に巻き込む。世界で話題の恋愛小説が、いよいよ日本に上陸。
自分の命が、もし明日消えるとしたら、あなたが今、一番側に居て欲しい人は、誰ですか?
【編集担当からのおすすめ情報】
30代後半、微妙な年頃を迎える女性が主人公。世代が近いだけに、恋に臆病になる気持ちや、本当に人を愛したときの燃えるような思いも、共感するところだらけでした。アイルランドを舞台にした小説なのに、日本の女性の感覚にも似たこの物語。恋する気持ちは、全世界共通なのかもしれません。
内容説明
アディは、父と二人ダブリン近郊で静かに暮らしている。辛い恋の経験から、二度と人を好きにならないと心に誓って生きてきた。そんな時、アメリカから自身のルーツを探しにアイルランドを訪れたブルーノと出逢う。二つの世界が交わった時、彼らは他の誰にも感じたことのない運命的なつながりを感じる。ありふれた日常は特別な瞬間の積み重ねに変わり、二人は生まれたばかりの愛を大切に育むが、アディの病魔という想像もしなかった試練が待ち受けていて…。アイルランドで出版されると五週間ベストセラー一位に輝き続け、二〇カ国語以上に翻訳されている感動作。
著者等紹介
マクマホン,キャスリーン[マクマホン,キャスリーン] [MacMahon,Kathleen]
アイルランドの公共テレビ局RTEの国際ニュース担当記者を経て、2012年5月に『最高の彼、最後の恋』で小説家デビュー。同年、アイルランドのウーマン・オブ・ザ・イヤー賞(文芸部門)を受賞。アイルランド女性作家の草分けのひとりで短編作家として知られるメアリ・ラヴィンの孫に当たる。夫と双子の娘とともにダブリンで暮らしている
古賀祥子[コガサチコ]
東京外国語大学英米語学科卒。アメリカ在勤経験を活かしてノンフィクションを中心とした翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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じょじょ
藍兒堂