出版社内容情報
カンボジアに学校を! 向井理主演映画原作
向井理主演で2011年秋に公開される同名映画の原作ノンフィクション。医大生の甲太は受験勉強をして大学に入ったものの平凡な日常に疑問を抱いていた。そんな彼が、<150万円を寄付すればカンボジアに小学校が建つ>というパンフレットを偶然見かける。「これだ!」と感じた甲太は、仲間を募り、クラブでのイベントを企画して、何とか150万円の捻出をはかろうとする。それと同時にカンボジアにも出かけ、売春宿で働く少女たちやエイズの問題、地雷除去やゴミ山で暮らす人たち……などの過酷な現実に触れ、自分たちとのダメさ加減と正対することになる。けっしてきれいごとだけを書いているわけではない彼らの行動は読む者に勇気と元気を与えるものとなっている。笑って泣けて考えさせられる青春ストーリー。 TV「王様のブランチ」でも取り上げられ、“いま、自分に何かできることは?”と多くの人の共感を呼び、話題沸騰のノンフィクションを文庫化。
【編集担当からのおすすめ情報】
2011年9月23日(祝)に全国公開される同名映画の原作です。
内容説明
医大生の甲太は受験勉強をして大学に入ったものの平凡な日常に疑問を抱いていた。そんなある日「百五十万円寄付してもらえればカンボジアに小学校が建つ」というパンフレットを偶然見かける。これだ!と感じた甲太は、勢いで仲間を募り、クラブイベントを企画して、寄付金の捻出をはかろうと奔走する。同時に、カンボジアにも出向き、地雷除去、ゴミ山で暮らす家族、売春宿で働く少女やエイズ問題などの過酷な現実に触れ、自分のダメさ加減と正対することになり…。決してきれい事だけではない、一歩踏み出す勇気を与えてくれるノンフィクション。
目次
1 アイワナビルトアスクール(150万円でカンボジアに小学校が建つ!?;ウィーワナビルトアスクール ほか)
2 子供たちに会いに、カンボジア(いざ、カンボジアへ;カンボジア初上陸! ほか)
3 当たり前の日々に感謝(久しぶりに見た東京;日本大学生合同入学式 ほか)
4 笑顔の小学校開校式(経由地の香港にて;走れメロス ほか)
著者等紹介
葉田甲太[ハダコオタ]
1984年兵庫県生まれ。国境なき医師団に憧れ、新潟中越、スマトラ島沖地震のボランティアに参加。百五十万円でカンボジアに小学校が建つ事を知り、大学生メンバーとカンボジアに小学校を建設。カンボジアエイズドキュメンタリー「それでも運命にイエスという。」の監督を務め日本全国で上映会を行う。国際協力カフェ「INSTEP LIGHTS」アドバイザー。現在は都内の病院に医師として勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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