内容説明
東京の女子高校生、美香代と胸恵と宙子と圭は、歴史研究会の顧問・勝先生に連れられ、山形の『御釈ヶ部村歴史探訪ツアー』に参加していた。御釈ヶ部村には、かつて恋人・光笛とこの地に逃げのびた平家の侍頭・葛貫忠経が、村人たちの手により惨殺されたという伝説が伝えられており、いまでもその史跡として「葛貫の祠」が残っていた。美香代たちが村に到着したとき、折しも村起しのため、その祠が壊されようとしていた。ブルドーザーが祠を引き倒した瞬間、平家の落武者たちがゾンビのように黄泉帰った。この夏最大の抱腹絶倒エンタメ話題作を完全ノベライズ。
著者等紹介
丹沢まなぶ[タンザワマナブ]
1976年神奈川県生まれ。第八回、第九回の小学館文庫小説賞で優秀作品として連続して最終候補に残る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ち〜
9
映画のノベライズ作品。ドタバタすぎて私には合わなかったです。映像で見る方が楽しめるのかもしれませんね。2015/05/20
sarie
6
竹中直人監督の映画のノベライズ。岡垣内美香代、敏酒圭、波来前胸恵、鏑木宙子という、なんともふざけた名前の女子高生達が御釈ヶ部村歴史探訪ツアーに行き、そこでゾンビと戦う物語。 なんだこれは!?って感じ。実にくだらなくて、本当にくだらなくて、びっくり(笑)面白かったけれど、名前がふざけすぎてて好きになれない・・。 2015/04/25
2Tone
6
何か大ボケしてしまいました。本を読み始めてタイトルが違っていることに気づきました。タイトルは『山形アイスクリーム』と勝手に思っていました。読み始めると落武者が出てくるし、穏やかな感じもなし。途中でやっとタイトルをマジマジと見て、やっとわかった感じです。ドタバタ感を味わいつつ、映像で確かめたい本でしたが、読んでみると結構面白い。2015/04/09
浮草
2
山形、である必要はないかな、笑。映画のノベライズということだけど、映画を知らなかったのでキャストを調べてみたら温水さん、竹中直人さん、エグザイルのAKIRAさんとか出てて面白そう。本書も一時間で読み切るくらい十分面白かった。2014/10/06
†はるゆき†
1
映画より、小説のほうが凄く面白かった!!