ハヤカワ文庫
永遠の夜〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150412708
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

イーフの恋人だったレジスタンス活動家ノーラは、敵にとらえられ吸血鬼のための血液収容所に送り込まれた。イーフは彼女の救出を計画するが、“マスター”に仲間を売って古文書『ルーメン』を渡せば息子を返そうとささやかれ、動揺する。息子を取り戻すため人類の運命を代償にするのか―そしてその彼に『ルーメン』が指し示す吸血鬼を破滅させる鍵は見つけられるのか?衝撃の大ヒット・スペクタクル、堂々の完結へ。

著者等紹介

デル・トロ,ギレルモ[デルトロ,ギレルモ][Del Toro,Guillermo]
1964年、メキシコ生まれ。特殊メイク界から映画監督へ転身、メキシコ映画「クロノス」(’93)で監督デビュー。その後「ミミック」(’97)「ブレイド2」(’02)などでハリウッドでの名声を高め、2006年にはデル・トロ版「千と千尋の神隠し」と評された「パンズ・ラビリンス」でアカデミー賞三部門に輝いた

ホーガン,チャック[ホーガン,チャック][Hogan,Chuck]
1995年、若くして書いた初長篇『人質』でディーン・クーンツに絶賛され、劇的なデビューを果たす。以降、巧みなプロットで読ませるサスペンスの傑作を次々発表している

嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nuit@積読消化中

37
大団円にて完結いたしました。明け方に読み終えて、心の中で独りスタンディングオベーション(笑)。個人的にはキャラや物語の成り行きにも満足。これで安心して2月3日発売のドラマシーズン2も観れます!毎度しつこいぐらいに男臭満載なキャラの死に様をドラマでも観られることを期待してます!2016/01/12

Alex

13
4分の3まで来た所で結末は予想がつきました。やっぱりなあと。ここに出てくる吸血鬼はバイオハザードシリーズの怪物のようなものですよね。醜いんですよね。最近の吸血鬼ものは映画でも小説でも何でこんなのが多いのでしょう?もっとカッコイイ形で出てこないかなあ...全然本の感想になってないですね。2013/02/08

眠る山猫屋

11
とうとう完結。リーダーだったはずなのに孤立しちゃったイーフの悲哀ったらない。いつも間に合わない男だの、こだわり過ぎちゃう男だの、散々なイーフ。ハッピーエンドは迎えられるのか、と思っていたら、やっぱり『パンズ・ラビリンス』の監督だけあって、切ない幕切れ。イーフ以外にも色々なキャラクターに苛々させられたような気がしたが、裏を返せばそれだけ登場人物の葛藤に巻き込まれていたんだろうなぁ。ともあれ、合掌。2013/04/07

かんとり

6
面白かったがちょっと好みが違ったかなあ。 吸血鬼物は何も読んでいないので、 人類と同じ意思を持った吸血鬼、これがワタシにはわかり難い。 吸血ゾンビをバタバタなぎ倒す、主人公たちの無双振りは拍手ですな。 笑 2020/06/02

mayama@読書生活自由型

6
後半はやや駆け足でうっすら希望と混乱の始まりの夜明けへ。でも父と息子の間の溝が思いの他深すぎて・・永遠の夜のまま、苦い後味となりました。常に遅れてくる男・イーフさん・・いつもちょっと間が悪くタイミングの悪い人で気の毒です。災厄が過ぎ去ってもそれで世はことも無しとはいかず、あれだけの出来事が日常を取り戻そうとする混乱の中に埋もれていくあたりが暴力的にリアルだなあと。とりあえず私的にはフェットさんが素敵な人だったので満足です(笑)2013/03/28

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