小学館文庫<br> 十字の神逢太刀―蘭方姫医者書き留め帳〈1〉

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小学館文庫
十字の神逢太刀―蘭方姫医者書き留め帳〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094083835
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

戦国時代の争乱が収まって平和となった、開府以来六十余年の江戸―。長崎奉行だった父・黒川与兵衛正直の娘である花世は、長崎で蘭方医学を学び、柳庵と呼ばれる治療所を開いていた。そんな市中で、首筋を十字に切られて男が相次いで殺された。警戒を強めるなか、花世の下で働く吉蔵が襲われ傷を負う。背後に切支丹の影が見え隠れし、花世は亡父への想いを秘めながら事件に立ち向かう。江戸市中を不安に陥れようとする、犯人は誰なのか。すべてを見通した花世は、心優しい解決策を提示するのだった。

著者等紹介

小笠原京[オガサワラキョウ]
東京本郷生まれ。武蔵大学名誉教授。専攻は、中近世日本文学、日本演劇史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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「旗本のお坊ちゃんで絵師で手裏剣の達人」が「蘭方医者で姫で剣もできる」に変わっただけだなぁ・・・同じように周りに持ち上げられているのでも旗本のほうがすっきりするのは姫が姫すぎるからか2015/07/20

茶道具

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蘭方医学を学び、柳庵と呼ばれる治療所を開いている花世が、江戸市中で起こった事件に立ち向かう。犯人や亡父への様々な想いを胸に秘め、自分だけで事を収めようとする花世の姿は、なんとも歯がゆい。そんな彼女を一喝し、思い上がりをたしなめる城右衛門の存在は大きい。2012/11/11

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