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小学館文庫
マリと子犬の物語

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  • サイズ 文庫判/ページ数 282p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094082029
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

二〇〇四年十月二十三日、新潟県中越地震が発生。山々は崩れ、地面には亀裂が走り、家屋は崩壊する。被害が拡大する中、山古志村で暮らす石川家の愛犬“マリ”と、生まれたばかりの三匹の子犬が被災地に取り残されていた―。山古志村の山間部にある石川家。村役場に勤める優一、息子の亮太と妹の彩、そして祖父の優造、そんな一家のもとにある日、子犬がやってきた。彩は“マリ”と名づけ、亮太とともに育て始めたが…。実話から生まれた映画「マリと子犬の物語」をノベライズした感動ストーリー。家族四人の深い失意と強い絆の向こうに、小さな命の奇跡が。

著者等紹介

藤田杏一[フジタキョウイチ]
1948年、広島県生まれ。明治学院大学英文学科卒業。少女向けコミックの編集者を経て、文筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

63
平凡で穏やかな生活が一変する。そんなことが起こるなんて考えもしないで日々暮らしていたものがあっという間に一変する。命は人間もペットも関係ない。だからといって辛いけど優先せざるを得ないさまざまなこともある。ラストがわかっていて読んでいるから安心して先を読めたけどもし犬たちの安否がわからないまま読んでいたらもう心臓バクバク涙ぼろぼろだったと思う。マリの不安。助けて…子犬たちだけでも…と飛び去るヘリコプターにワンワン吠えていたのではないか?と思うと生きていてくれて本当に良かった。もう地震なんかこないといいな。2017/12/19

しおり

25
先日 テレビで映画放映があったので再読。自然災害が起こる度に恐怖を感じ、悲しい出来事を聞き残念です。その中でこんな感動する出来事もあるんですね。マリも含めた家族愛はジーンと来ます。何度読んでも泣けるよぉ。2024/10/29

はむちゃん

12
新潟県中越地震をもとに書かれた物語。「グー・チョキ・パー」を守るために頑張っていたマリと、マリと子犬を助けるために危険な環境中を歩いていった、亮太と彩の姿に感動しました。犬も家族一員として暮らす。人間と犬、絆の深さを感じさせられました。2016/05/31

青葉麒麟

8
覚悟はしていたけど、やっぱり号泣(。´Д⊂)実話って事が更に重味を増す。マリの人間を信じる気持ちにこれっぽっちの疑問が無いのは凄いなぁ。しかし大地震の前には予兆があるんだ。2012/09/01

YUNA♡

3
生き物の生命力は、すごいものだなと思う。マリの頑張りに感動した。マリと子犬たちのために頑張る亮太と彩の姿にも心動かされた。この作品は、心温まるような作品。2015/02/09

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