出版社内容情報
猫専門医がトラブル発生のもと?
「犬はお断りだ」
具合の悪いチワワのチーちゃんを動物病院に連れて来た塩見厚子は驚いた。
獣医の犬飼倫人がまさかの塩対応。
どころか、「ぼくは獣医じゃない。いわば通訳だ、猫の」とまで言い放つ。
幼馴染で市役所職員の獅子丸綾乃によると、有能な猫専門医というのだが……。
大雪のため、避難所に仮設された動物病院で、次々と起こる不思議な事件。
アメショーモモちゃん脱走、チーちゃん行方不明、ミックス錆猫タッちゃん誘拐――。
猫を偏愛しすぎて人間コミュ障の犬飼が、戸惑う周囲を巻き込んで解決に奔走する。
猫と通い合う心に涙がこぼれる、ハートウォーミングな物語。
【編集担当からのおすすめ情報】
前作『生活安全課防犯係 喫茶ひまわり』で、料理小説+警察小説の見事なマリアージュを読ませてくれた、実力派作家の心あたたまる作品をぜひお楽しみください!
【目次】
内容説明
「犬はお断りだ」―具合の悪いチワワのチーちゃんを動物病院に連れて来た厚子は驚いた。獣医の犬飼がまさかの塩対応。どころか、「ぼくは獣医じゃない。いわば通訳だ、猫の」とまで言い放つ。幼馴染で市役所職員の綾乃によると、有能な猫専門医というのだが…。大雪のため、避難所に仮設された動物病院で、次々と起こる不思議な事件。アメショーモモちゃん脱走、チーちゃん行方不明、ミックス錆猫タッちゃん誘拐―。猫を偏愛しすぎて人間コミュ障の犬飼が、戸惑う周囲を巻き込んで解決に奔走する。猫と通い合う心に涙が零れる、ハートウォーミングな物語。
著者等紹介
伊多波碧[イタバミドリ]
1972年、新潟県生まれ。信州大学卒業。2001年、作家デビュー。23年、「名残の飯」シリーズで、第十二回日本歴史時代作家協会賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。




