小学館文庫<br> ほどなく、お別れです―思い出の箱

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小学館文庫
ほどなく、お別れです―思い出の箱

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074567
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大反響の「訳あり」お葬式小説、第三弾!

美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。

繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり……。

火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹──

「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。

【編集担当からのおすすめ情報】
美空が「坂東会館」のアルバイトから社員になって、はや2年。
上司であり、目標でもある上司の葬祭ディレクター・漆原の指導は相変わらず厳しめ。
それでも、ご遺族が前に進めるような心から納得できる式を、という志のもと日々奮闘し、着実に成長していく美空のところに、社長の甥・小暮さんという小さな嵐がやってきます。

落涙必至の「訳あり」葬儀や、佐藤日向さんの解説にもぜひご注目ください。

内容説明

美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。訳あり葬儀ばかり引き受ける葬祭ディレクター・漆原の助手をしながら、研鑽を積む日々だ。繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥、小暮が入社する。彼が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たち。だが、やがて小暮の信念の源もあきらかになり…。火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹―「別れ」と懸命に向き合う人々の姿に、あたたかな気持ちと涙があふれるお葬式小説、第三弾。

著者等紹介

長月天音[ナガツキアマネ]
1977年、新潟県生まれ。大正大学文学部卒業。「ほどなく、お別れです」で第十九回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カブ

40
シリーズ3作目。主人公美空が葬儀場に就職し2年。美空の成長する姿をますます応援したくなる。お仕事小説としても面白いが、葬儀の時のそれぞれの事情がグッときます。これからが楽しみ。2025/05/25

よっち

38
美空がスカイツリー近くの小さな葬儀場「坂東会館」に入社して二年。繁忙期前のある日、坂東会館に社長の甥である小暮が入社する第3弾。火災で祖母と孫を亡くした家族、夫の遺体を焦るように群馬から東京へ搬送した妻、母の葬儀に離婚した父を呼ぶかで苦悩する年若き兄妹に向き合っていく中で、小暮が推進する効率重視の業務改革に対し、反発する美空たちという構図が生まれていきましたけど、仕事に向き合っていく中でお互いのことを知っていって、小暮の信念の理由もきちんと明らかにされて、これから変わっていきそうな今後の展開に期待ですね。2025/05/07

akiᵕ̈

34
漆原の元に付いて丸2年となり25歳になった美空。社長の甥でもある木暮が入社してきた事によって、職場の雰囲気や漆原との関係にもザワザワと新たな風が吹く。今作は、高齢男性の孤独死、火災で祖母と幼子を失くした家族、夫が故郷の山で滑落死し、その夫の姉と確執のある妻、母の葬儀に別れた父を呼ぶかで悩む兄妹の4話と、木暮の歓迎会を兼ねたお花見の席で明かされる坂東会館の面々のお話からなる。残された人たちに託す故人の想いに気づかされ、別れではなく、区切りをつけ前に進む後押しをしている漆原や美空の想いにも胸が熱くなる。2025/05/06

けえこ

25
シリーズ3作目。 文庫版での再読。 「僕にとって一番大切な人は、僕だけの大切な人ではなかった」 小暮、根は悪い人ではないんだけどなぁ。2025/05/25

katsukatsu

23
団地で孤独死した男性の葬儀、住宅火災で亡くなった祖母と孫の葬儀、群馬の妙義山で登山中に亡くなった男性の葬儀、一人で子どもたちを育てあげた女性の葬儀、東京の下町にある坂東会館では、今日も様々な葬儀が執り行われています。主人公の美空と先輩の漆原を中心に、椎名に陽子、青田、水神、宮崎、そして今回はここに社長の甥の小暮が入社して、みんなの輪をかき乱すことに……。僧侶の里見も含め、坂東会館で働く人たちの繋がりが、とても心に残る物語です。常に遺族に寄り添う職員たち、涙もあたたかい坂東会館でした。2025/07/02

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