小学館文庫<br> 悲母

個数:
電子版価格
¥869
  • 電子版あり

小学館文庫
悲母

  • ウェブストアに11冊在庫がございます。(2025年06月19日 20時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094074482
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

天才少女はなぜマンションから転落したのか

世田谷区のマンションから小学六年生の少女・青島まどかが転落し、意識不明の重体となった。そのニュースは、世間を震撼させる。

なぜなら彼女は、中学受験に向けた模試で全国1位を取り続ける天才少女だったからだ。事故か、あるいは受験生を狙った何者かによる犯行なのか。日ごろ、高慢な態度で周囲の反感を買っていたまどかを疎ましく思う人間は多く、彼女が所属する塾・新光学院の保護者たちは噂話に余念がない。

そんななか、唯一まどかの心の内を知る大学生チューターの玲奈は、保護者たちの言動に怒りを覚え、事件の真相を探る決意をする。塾の室長に睨まれながらも、まどかについての情報を収集する玲奈。やがて不審な行動をする保護者が目に着くようになる。

ある日、塾に刑事たちがやってきた。室長に跳ね返されるように出ていった彼らを、玲奈はこっそりと追う。次に刑事たちが向かった先は、新光学院の塾生が住むマンションだった――。

受験という、人生の転機に翻弄されるいくつもの家族と母たちの業。そしてその先にある再生の光を描き出す。家族に真に必要なものは何かを見つめる、中学受験ミステリー。

【編集担当からのおすすめ情報】
母の苦しさ、子の切なさ。その業を笑うことはできませんでした。
なぜなら、私にも覚えがあるから。――桜井美奈(作家)

中受経験者必読! 前作『すべてあなたのためだから』で、中学受験をめぐる母と娘の関係性を描いた武内昌美さんの最新書き下ろし長編。自身の体験に基づいたリアルな家族像の描写は、前作と同様、中学受験体験者や当事者に共鳴するものがあるはず。本来あるべき親と子の形について、改めて考えさせてくれる家族エンタメです!

内容説明

小学六年生の青島まどかが世田谷区の自宅マンションから転落し意識不明となった。まどかは中学受験に向けた模試の全国1位を取り続ける秀才で、そのニュースは世間を震撼させた。受験生を狙った事件か、不慮の事故か、それとも…?日ごろ、高慢な態度で周囲の反感を買っていた彼女を疎む者は多く、所属する塾は不穏な噂でもちきりだ。まどかの本心を知る大学生チューターの玲奈は、口さがない保護者たちに怒りを募らせ、真相を探る決意をする。人生の分岐点に翻弄される、さまざまな家族の闇と母の業。そしてその先にある再生の光を描く、中学受験ミステリー。

著者等紹介

武内昌美[タケウチマサミ]
1985年「フラワービッグポケッツ」掲載の『涙の向こうにONLY YOU』でマンガ家デビュー。その後、「いじめ」シリーズノベライズ、マンガ原作などを手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

坂城 弥生

35
中学受験を主軸にした親子の物語。中学受験ってこんなに過酷なんだなぁと。2025/05/12

あやっぴ

26
受験には大変なエネルギーを使う。高校、大学のそれは、本人が自らの志望校に向けて猛勉強するのだけど、中学受験は、親の理想を我が子に歩ませようと、高いお金で早期に塾に通わせる。テストの結果に一喜一憂し、子供の状態の変化にも気づけない親が次々出てきて驚いた。女の子は特に思春期にさしかかる時期。ただでさえ難しい。ファッション誌を取り上げられたり、私が子供時代にされたら間違いなく発狂すると思う。とても読み応えがありました。2025/06/01

ジニー

4
★★★☆☆2025/04/12

みやび

1
☆52025/05/19

朝陽

1
中学受験したこともなければ、息子に強制的にさせようとも思わないけど、凄く大変なんだなと感じました。 子供のことを凄く考えて将来を案じて、子供より必死になるお母さんたちの苦悩や子供たちの苦しみがしんどかった。2025/05/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22538865
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品