小学館文庫<br> 祇園「よし屋」の女医者 母子笛

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小学館文庫
祇園「よし屋」の女医者 母子笛

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073973
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

笛上手の舞子が母と暮らす手立てはただ一つ

文化五年(1808)京は祇園末吉町で50年以上続くお茶屋「よし屋」の一人娘・月江は、いずれは母・喜久江の後を継ぐ身だったが、古方派の名医・小島源斎の元で医術を学ぶうちに医者になりたいと切望するようになる。一方、魔王流の笛の遣い手・ちどりの一人娘・お春は母の技を受け継ごうと懸命に稽古に励んでいた。ある日、貧しいながらも幸せだったお春の暮らしは母の失踪により一変する。母の帰りを待ちながら、ふく椿と名を改め、「よし屋」の向かいにあるお茶屋「ふく内」の舞子として働き始めたお春を陰になり日向になり、支える月江。なんとか、母子の再会が果たせぬものか、と気を揉む月江。禍福は糾える縄、解決の糸口は思わぬところからやって来る。源斎と月江が手を焼いていた患者の気鬱を取り除こうと企てた鞍馬寺奉納笛合戦にふく椿も出場することになり、月江は会場に現れた尼僧を一目見て、ふく椿の母に違いないと確信する。ちどりが暮らす魔王寺を訪ねるふく椿と月江。だが、共に暮らしたいと願うふく椿の前には、母の失踪の原因となった大きな壁が立ちはだかっていた。京の祇園に生きる、健気で、決して折れない心を持った二人の女の熱い絆の物語。

【編集担当からのおすすめ情報】
人助けのために生きる女医者・月江と
魔王流の技を母から受け継ぐ笛上手の舞子・ふく椿。
しなやかで強い心を持った女二人の絆の物語。

二度泣ける!
一度目は切なくて、そして二度目は嬉しくて。

内容説明

祇園の茶屋「よし屋」の家娘ながら、古方派の名医・小島源斎の元で女医者を志す月江と、母ちどりから魔王流の技を伝授された笛上手のお春。ある日、貧しいながらも幸せだったお春の暮らしが母の失踪により一変する。母の帰りを待ちながら、ふく椿と名を改め、舞子として茶屋で働き始めたお春を陰になり日向になって支える月江。なんとか母子の再会は果たせたものの、共に暮らしたいと願うふく椿の前には、母の失踪の原因となった大きな壁が立ちはだかっていた。京の祇園に生きる、しなやかで、決して折れない心を持った二人の女の絆の物語。シリーズ第二弾。

著者等紹介

藤元登四郎[フジモトトシロウ]
宮崎県生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。フランス・サルペトリエール病院に留学し、神経精神医学を研究。また、日本SF作家クラブ会員として、「『高い城の男』―ウクロニーと「易経」」で、第6回日本SF評論賞選考委員特別賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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すみっちょ

5
何ひとつ納得できない終わり方でした。いくら何でも女の気持ちをないがしろにしすぎでは。松志摩には笛がある?はぁ?何それ。ふく椿の決断もあまりに唐突。気持ちはわかりますが、もうちょっとやり方があった気がします。喜久江がめでたしめでたしと言ってましたが全然めでたくないじゃんと思ってしまいました。2024/12/22

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