出版社内容情報
あやかしを魅了する生贄花嫁の物語、第二弾
陰陽師に騙され、天狗を殺すための生きた毒餌にされた紫乃。一時は死の淵にあった紫乃だが、高尾山の白天狗・左京に助けられ、彼の屋敷で看病を受けることで少しずつ元気を取り戻していく。
お前はあやかしを魅了する斎賀一族の者ではないか、と左京に指摘された紫乃だが、貧しい農村で育った自分にはまったくその心当たりがない。だが、左京の言葉通り、紫乃は魅了の力によってあやかしを引き寄せ、黒天狗と対峙するという危機も乗り越える。
しかし、あやかしの壊滅を目論む陰陽師にとって、魅了の力を持つ斎賀一族は邪魔でしかない。紫乃の身に危険が及ぶと考えた左京は、紫乃をかりそめの妻として屋敷に留め置くことにした。
自分の未来を自分で切り開くためには斎賀一族のことを知る必要がある。紫乃は左京を伴い、実の家族と信じてきた中村家の人々が暮らす農村を訪ねようと決意。そこで紫乃は、これまで隠されてきた出自にまつわる真実を知ることになるが――。
話題の帝都かりそめ婚姻譚、第二弾登場!
内容説明
陰陽師に騙され、天狗を殺すための生きた毒餌にされた紫乃。一時は死の淵にあった紫乃だが、白天狗の左京に助けられ少しずつ元気を取り戻していく。お前は、あやかしを魅了する斎賀一族の者ではないか、と左京に問われるも、貧しい農村で育った紫乃には心当たりがなく戸惑うばかり。だが左京の言葉通り、紫乃は不思議な力であやかしを引き寄せ、危機を乗り越える。斎賀家をもっと知る必要があると考えた紫乃は、左京とともに故郷の村へ向かうことに。そこで二人は斎賀と紫乃にまつわる真実を聞くが…。話題の帝都かりそめ婚姻譚、シリーズ第二弾登場!
著者等紹介
朝比奈希夜[アサヒナキヨ]
2010年よりWEB上にて小説の発表を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。