小学館文庫<br> 私のカレーを食べてください

個数:
電子版価格
¥803
  • 電子版あり

小学館文庫
私のカレーを食べてください

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月02日 12時10分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073775
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

おいしくて、泣けて、元気が出る物語

古びた喫茶店の装いながら、本格的なスパイスカレーを出す「麝香猫」。そこで働く山崎成美は調理師学校に通う19歳。

成美は幼い頃に両親が離婚、育ててくれた祖母も失踪してしまい、天涯孤独の身であった。そんな彼女の運命を変えたのは、小学校の先生が作ってくれた一杯のカレーライス。

成美はその味を自分でも作りたい一心で調理を始め、ようやくきっかけを掴みはじめていた。そんな矢先、ある事情から「麝香猫」が店を閉めることになってしまい――。

理想のカレーを追い求める成美のひたむきさと、人々の人情に、涙が止まらない。おいしい×青春×お仕事小説!

【編集担当からのおすすめ情報】
第2回「日本おいしい小説大賞」受賞作、待望の文庫化!

巻末にはスパイス料理研究家・印度カリー子さんによる特製カレーレシピも収録。

読んで楽しい、作っておいしい1冊です!

内容説明

古びた喫茶店の装いながら、本格的なスパイスカレーを出す「麝香猫」。そこで働く山崎成美は調理師学校に通う十九歳。成美は幼い頃に両親が離婚、育ててくれた祖母も失踪してしまい、天涯孤独の身であった。そんな彼女の運命を変えたのは、小学校の先生が作ってくれた一杯のカレーライス。成美はその味を自分でも作りたい一心で調理を始め、ようやくきっかけを掴みはじめていた。そんな矢先、ある事情から「麝香猫」が店を閉めることになってしまい―。理想のカレーを追い求める成美のひたむきさと人々の人情に、涙が止まらなくなる。おいしい×青春×お仕事小説!

著者等紹介

幸村しゅう[ユキムラシュウ]
映画助監督、介護予防デイサービス兼鍼灸治療院の経営などを経て、小説を書き始める。2020年、第二回「日本おいしい小説大賞」に「私のカレーを食べてください」を投稿し、大賞を受賞。21年、同作を加筆修正しデビュー、話題を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

328
かなり面白かった。普段読まないジャンルだと、まっさらな気持ちで物語世界を楽しめる。ましてや大好物のカレーが題材とあっては言うことなし。主人公の成美がかなりとぼけた愉快なキャラなので、展開が飛躍していたり、まとまりきらずに終わってしまうエピソードがあっても、なんとなく許せるというか、そういうものでしょと読み流せる。月替わりカレーのキャッチコピーにクスリとなって、食堂で再びカレーをつくる姿に胸熱になったり、意外にスポ根ベースな中にそこそこ威力がある笑いが混じっていてあっという間に読み終えることができる。2024/10/12

47
表紙に惹かれて思わず購入。初読みさんでしたが正解! ここまで「カレー臭」が漂ってくる本初めてですw ハングリーにカレーを突き詰めていく成美に惹き込まれ、宮さんの「きまりごと」にほっこりし、トヨエツ、チャラ山、店長、トロ子、草野に杉野さん。もっと掘り下げて欲しいくらい登場人物が魅力的でした。 続編…期待したいなぁ。 カレー子さんのキーマカレー作ってみたいぞ!! 何気にサブタイトルも好き。2024/09/21

tosca

35
これを読んでカレーを食べたくならない人はいないんじゃないか。私自身そこまでのカレー好きではないけれど、無性にカレーが食べたくなった。カレーに魅せられた主人公の成美のカレーとの出会いから、ブレずにカレー道を突き進んでいく姿は清々しい。トロ子のその後が気になった。なんだか心が痛い。人間的に良い人でも要領が悪すぎて職場だとイライラさせられる人、でも性格が良いと放っておけなくて助けたいと思うけど、でも関わるとやっぱり使えなくて、口調もキツくなり苛つく自分の心の狭さにまたイライラしたりして、あるある。現代人は難しい2024/12/09

よっち

34
幼い頃に両親が離婚、育ててくれた祖母も失踪して児童養護施設で育った山崎成美。小学校の先生が作ってくれた一杯のカレーライスに魅せられた彼女が、理想のカレーを追い求めるお仕事小説。調理師学校に入学し、一日三食カレーも辞さない文字通りカレーを追い求める日々。そんな彼女とカレー専門店「麝香猫」の運命の出会い。頼み込んでそこで働くようになった彼女が、さらに理想のカレーを追い求めることにのめり込いんでいく中でいい時も悪い時も経験しながら、それでもカレーを食べてもらいたいと思うひたむきな気持ちが伝わってくる物語でした。2024/08/06

荒川叶

28
食べ物一つで人生が変わった主人公。 一つの事に向き合い続ける姿は本当に凄い。好きだから嫌になる事もあるけれど、好きじゃないと出来ない事もある。  極めることって本当に難しい2024/08/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22053700
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品