小学館文庫 小学館時代小説文庫<br> めおと旅籠繁盛記

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小学館文庫 小学館時代小説文庫
めおと旅籠繁盛記

  • 千野 隆司【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094073461
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

無宿者と寂れた旅籠。奮闘の再出立物語!

やくざ者の下働きをして暮らす無宿者の直次は、ある日、賭場検めに現れた捕り方を誤って傷つけてしまう。もう、江戸にすら居場所はない……自らも重傷を負い朦朧としながら逃げてきた中仙道で、直次は追剥に襲われていた娘の危機を救う。
気を失った直次が目覚めると、そこは助けた娘・お路の両親が営む板橋宿の旅籠松丸屋だった。主人のお人好しが災いし、借金も抱える今にも潰れそうな松丸屋だが、その上、近頃は徒党を組んだ追剥が出没し、板橋宿全体が寂れ始めていると言う。
怪我の完治までせいぜい利用してやろうと決めた直次だが、穿鑿もせず受け入れてくれる松丸屋の居心地を、悪くないと感じ始める。提灯屋の若旦那・定之助をはじめ、余所者の直次を警戒する者も多いが、その働きぶりに少しずつ直次を認める住人も出て来た。
そんな折、いよいよ追剥被害が頻発。なぜ、板橋宿近辺ばかりが狙われるのか。直次は「最後の恩返し」として、道中奉行の命を受けた江戸四宿見廻り役・恩間満之助と共に解決に乗り出す。

全てを失った無宿者が旅籠を盛り立て、帰る場所を作ってゆく、奮闘の再生物語。

(解説・理流)

【編集担当からのおすすめ情報】
「おれは一万石」「入り婿侍商い帖」などヒットシリーズを多数手がける千野隆司さん待望の新シリーズがスタート!

貧しいながらも人を信じて真っ直ぐに生きる旅籠・松丸屋の面々と、人を信じられない無宿者の直次が少しずつ心を通じていく様子に胸をうたれる作品です。

しっかり者で前向きな旅籠の娘、お路。
何やら訳あり? 直次と同じく流れ者らしい馬医者の午捨。
江戸四宿で起こる悶着に対処する「江戸四宿見廻り役」で剣の達人、恩間満之助。
魅力的な人物たちが織りなす、宿場町での物語をお楽しみください。

内容説明

賭場検めの騒ぎで重傷を負った無宿者の直次は、逃げた先で、図らずも板橋宿の旅籠「松丸屋」の娘・お路を助ける。主人のお人好しが災いし、今にも潰れそうな松丸屋だが、さらに近頃は追剥が出没するせいで、町全体が寂れ始めているという。怪我の完治まで松丸屋を利用してやろうと考えた直次だが、居心地は悪くない。余所者を警戒する住人も多い一方、直次の働きを認める者も出てきた。いよいよ追剥の行状が激化するなか、直次は、道中奉行の命を受けた江戸四宿見廻り役・恩間と共に解決に乗り出す―。無宿者が旅籠を盛り立て、帰る場所を作ってゆく奮闘の物語。

著者等紹介

千野隆司[チノタカシ]
1951年、東京都生まれ。國學院大學文学部文学科卒業。90年「夜の道行」で第12回小説推理新人賞を受賞。2018年「おれは一万石」「長谷川平蔵人足寄場」両シリーズで第7回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

72
タイトル通りの旅籠物語。最初からめおと物ではなく、1人のヤクザ者・直次が賭博場の検めで捕り方に重傷を負わせ、自らもケガをして逃亡。途中で旅籠「松丸屋」の娘を助けた事から、旅籠の世話になる事に。あまり繁盛していない旅籠に世話になりつつ、街道に追いはぎの出没という物騒な出来事の原因を確かめながら街道筋の事情を知って行く。直次の過去を探るヤツもいれば、知りながら共に探索を続ける見廻り役。「めおと旅籠~」とはいかに?!という疑問もあり、これから始まるシリーズにてまだ序の口なので今後の展開に期待しましょうか。2024/04/15

鈴木正大

2
著者の文庫書下ろし新シリーズが始まった。入り婿侍シリーズやおれは一万石シリーズ等著者の時代小説のシリーズは多くあるがずっと読み続けるシリーズと途中で飽きてしまい止めてしまうシリーズもある。 本シリーズの舞台は中仙道の板橋宿。無宿者の直次が旅籠に転がり込んで腰を落ち着けて生活を始める。第一巻は取り合えず面白かった。次巻以降面白さが続くのか未だ解からないが楽しみに待とう。2024/04/07

onbo45

1
今作は、旅籠に留まるまでのお話しでしたので続編が出るのが楽しみですね。2024/04/05

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