出版社内容情報
後宮に災いを呼ぶ姫!? 平安王宮ロマン!
左大臣の娘として生まれ、将来の妃として育てられた晶子。だが、添い臥しの日に東宮が急逝したことで、晶子は父親から不吉な娘とされ出家を言い渡される。家のために生きてきた今まではなんだったのか。父親にあっさりと切り捨てられ絶望した晶子は、大和国へ下り、出家した女たちが暮らす庵に移り住むことを決める。
それから十年――。俗世を捨てるには若すぎると庵に住む女たちに反対され、出家を保留にしていた晶子は、いまや地方の生活にすっかり馴染み、自然の中で健康的に暮らしている。そんなある日、鷹狩の最中だという兵部卿宮一行が、雨宿りをしたいと庵を訪れる。兵部卿宮である智平は、晶子が妃となるはずだった東宮の兄。当時のことについて話をしたいという智平に、晶子は「昔のことは忘れました」と顔を伏せるばかり。だがその晩、智平は晶子の部屋を訪れ意外な言葉を口にするのだった。
やがて、不思議な縁で都に戻ることになった晶子は、身分を隠して働く後宮で、さまざまな思惑や策謀に巻き込まれていくが……。
華麗な貴族社会を舞台にした、夢がいざなう平安ロマン!
内容説明
左大臣の娘として生まれ、東宮妃となるために育てられた晶子。だが、東宮が急逝したことで不吉な娘とされ、父親にあっさりと切り捨てられる。絶望する晶子は家を出て、出家した女性たちが暮らす庵に移り住むことに。それから十年。いまや晶子は庵での気楽な生活にすっかり馴染んでいる。そんなある日、雨宿りのために兵部卿宮一行が庵に立ち寄る。兵部卿宮である智平は、晶子が妃になるはずだった東宮の兄。智平はその晩、晶子の部屋を訪れ、意外な言葉を口にした。やがて身分を隠して後宮で働くことになった晶子は、様々な思惑に巻き込まれていく…。
著者等紹介
深山くのえ[ミヤマクノエ]
神奈川県出身。2005年、『花色の戯れ』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
坂城 弥生
よっち
るぴん
はなりん