出版社内容情報
第二回警察小説選考会を騒然とさせた問題作
警視庁には二つの特殊部隊が存在する。SATとSIT、指揮系統こそ違うものの、現場を同じくすることも多い。
高校時代に腕試しで警察学校に殴り込んだ過去を持つ中田数彦は、合法的に暴れるためにSATに志願した。一方の谷垣浩平は異例の抜擢を経てSIT係長になった。
悪童とエリート。生い立ちも信条もまるで異なる二人が衝突を繰り返しながら「厚生労働省解体」をす要求る謎のテロ集団と対峙する。彼らを捜査するうち、日本の医療制度の歪みが明らかになっていく――
第二回警察小説選考会の場を騒然とさせた問題作。解説は、同賞選考委員にして、『教場』著者である作家・長岡弘樹氏。
【編集担当からのおすすめ情報】
巻末に収録した解説では、作家・長岡弘樹氏が聞き手となって、本書主人公の中田に突撃インタビューを敢行。 『教場』著者が、「教場破り」を試みた悪童を丸裸にします。
内容説明
警視庁には二つの特殊部隊が存在する。SATとSIT、指揮系統こそ違うものの、現場を同じくすることも多い。高校時代に腕試しで警察学校に殴り込んだ過去を持つ中田数彦は、合法的に暴れるためにSATに志願した。一方の谷垣浩平は異例の抜擢を経てSIT係長になった。悪童とエリート。生い立ちも信条もまるで異なる二人が衝突を繰り返しながら「厚生労働省解体」を要求する謎の組織と対峙する。彼らの狙いを捜査するうち、日本の医療制度の歪みも明らかになっていき…第二回警察小説大賞選考会で選考委員を唖然とさせた問題作。第2回警察小説大賞受賞作。
著者等紹介
鬼田竜次[キダリュウジ]
1974年、神奈川県生まれ。第二回警察小説大賞を受賞した『対極』にて作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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