小学館文庫<br> イグジット―EXIT

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小学館文庫
イグジット―EXIT

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  • サイズ 文庫判/ページ数 512p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094072983
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

まもなく国家の財政は破綻します!

出版社の営業・池内貴弘は急な異動で月刊誌の経済担当に。新たな職場に戸惑う最中、叔母から不動産運用に関して相談を受ける。執拗に融資を持ちかける担当者は、なんと仙台の地銀に勤務する池内の元恋人だった。

池内は面会するも、直後に彼女は自殺してしまう。一体なぜ? 周辺取材から見えてきたのは苦境の地銀と、過酷なノルマだった。彼女はその処方箋を求めて、ある男に会っていたという。

古賀遼、人は彼を金融界の掃除屋と呼ぶ。政界の重鎮の命を受け、日銀総裁人事にも関与していたようだ。池内は、古賀の暗躍を白日のもとに晒そうと奔走するが――。

この小説は経済記事よりリアルだ――解説・原真人氏(朝日新聞編集委員)




【編集担当からのおすすめ情報】
本書は一級のミステリであると同時に、ノンフィクション要素を存分に盛り込んだヤバい経済小説です。アシノミクスや赤間レーザービームの元ネタは言うに及ばず。異様なほど金融政策に依存した財政運営がなぜ、世の中に受け入れられているか、それがどんなに恐ろしいことか。事実は小説より奇なり、とも言える現況を経済記者出身ならではの手法で因数分解し、エンタメとして再構築しているのが本書です。異次元金融緩和の出口は見つかるか…。現実世界で、日本経済のどんでん返しが起こらないことを願うばかりです。

内容説明

出版社の営業・池内貴弘は急な異動で月刊誌の経済担当に。新たな職場に戸惑う最中、叔母から不動産運用に関して相談を受ける。執拗に融資を持ちかける担当者は、なんと仙台の地銀に勤務する池内の元恋人だった。池内と面会した直後に、彼女は自殺してしまう。一体なぜ?周辺取材から見えてきたのは苦境の地銀と、過酷なノルマだった。彼女はその処方箋を求めて、ある男に会っていたという。古賀遼、人は彼を金融界の掃除屋と呼ぶ。政界の重鎮の命を受け、日銀総裁人事にも関与していたようだ。池内は、古賀の暗躍を白日のもとに晒そうと奔走するが―。

著者等紹介

相場英雄[アイバヒデオ]
1967年新潟県生まれ。2005年『デフォルト 債務不履行』でダイヤモンド経済小説大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

25
日本の金融危機とか財政破綻が叫ばれて久しいけれど、コロナという大病をしても未だなんとかかろうじて自力で立っている日本。「開発途上国に○十億円の融資」なんてニュースを見るたびに「そんなことをしてる場合か!?」と思ったりもするけれど、実際に行動を起こすことはない。なにせ私、物語の中で語られる「この国には、考えることを放棄した人が多すぎる」の代表ですから。リーマンショック後に中小企業金融円滑化法なんて法律が制定されたことも知らず。結末はやっぱり〝トップリーグ〟と同じ感じで…。これからどうなる日本、どうする日本!2023/10/28

ドットジェピー

4
面白かったです2023/10/18

K2

2
『不発弾』以来の相場作品を読了。 限りなく事実に基づくストーリーは最高ですね。 2023/10/27

shonborism

1
専門的な話が長くてしんどい部分もあるうえに、読み進めるにつれ暗澹たる気分になってくる。どこまでが事実でどこまでか虚構なのか。2023/11/29

yukioninaite

1
事実は小説よりも奇妙なのか、あるいは単に日本の為政者、特に亡くなった安倍首相が大失政だったのか、この小説の結論がそろそろ実際の世界ではっきりしそうですね。2023/11/12

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