小学館文庫<br> 家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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小学館文庫
家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった+かきたし

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784094072464
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

笑えて泣ける岸田家の日々のこと

大反響を呼んだ単行本
『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が、
ついに文庫化しました!
かきたし原稿「表紙の絵の味」と、
作家・一穂ミチさんの解説でパワーアップ!

真夏の甲子園でホットコーヒーの売り子をしたり、
試着に1時間かかるブラジャーを買ったりと、
なぜか日々おもしろいことが起きてしまう作家・岸田奈美がつづる、
情報過多の日々のこと。

大丈夫な家族と、大丈夫じゃない日々を、
疾走感あふれるリズミカルな文章で、
軽やかにユーモラスにとびこえる。

“弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった”
“母に「死んでもいいよ」といった日”
など傑作エッセイを多数収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
岸田奈美さんの初の単行本が2年半ぶりに文庫化します。
この2年半の間に、岸田家にはいろんなことがあったと思います。
そんな岸田さんの2年半の思いは、
「文庫あとがき(おかわり)」でたっぷり語られています。
また、かきたし原稿「表紙の絵の味」では、
岸田さんが手がけた表紙のイラストについて、
装丁家・祖父江慎さんとのやりとりの裏話が。
そして、必見なのは作家・一穂ミチさんの「解説」です。
解説では、私、思わず涙がこぼれました。
ひと味ちがう岸田奈美ワールドをぜひご一読ください。

内容説明

真夏の甲子園でホットコーヒーの売り子をしたり、試着に1時間かかるブラジャーを買ったりと、なぜか日々おもしろいことが起きてしまう作家・岸田奈美がつづる、情報過多な日々のこと。大丈夫な家族と、大丈夫じゃない日々を、疾走感あふれるリズミカルな文章で、軽やかにユーモラスにとびこえる。笑いと涙と救いがそこにある。“弟が万引きを疑われ、そして母は赤べこになった”“母に「死んでもいいよ」といった日”ほか傑作エッセイを多数収録。

目次

弟とわたし
母とわたし
父とわたし
日常とわたし
仕事とわたし
だれかとわたし
かきたし

著者等紹介

岸田奈美[キシダナミ]
1991年生まれ、兵庫県神戸市出身。大学在学中に株式会社ミライロの創業メンバーとして加入、10年にわたり広報部長を務めたのち、作家として独立。世界経済フォーラム(ダボス会議)グローバルシェイパーズ。Forbes「30 UNDER 30 JAPAN 2020」選出(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆいまある

107
中学生の時に父が急死。高校の時に母は下半身不随となり、現在も車椅子生活で手術を繰り返している。4歳下の弟はダウン症。作者の岸田さん自身も多分ADHD当事者である。全員が生きづらさを抱えた家族。悲惨な話は痛みと悲しみを器用に取り除いて笑える話にすればお金になるとカルーセル麻紀さんも言ってたし、自慢は嫌がられるけど自虐は喜ばれるを地でいきSNSでバズりまくっている人。車椅子のおかんのポジティブさ。ダウン症の弟の逞しさ。助けてくれる人の親切さ。大変な話を爆笑エッセイに組み立てる筆力が見事。5秒に一度は泣ける。 2023/05/06

chimako

94
NHKのドラマが良くて元本を読む。元気の出るエッセイだった。お父さんの突然死、母の病気と下半身麻痺、ダウン症の弟。もう、どうしたらいいのよ!?と放り出したくなるような現実も、何とか生きることを自分に課しながら笑って過ごす毎日。書かれているよりもずっとしんどい事かあっただろうけれど、暗さを感じさせない持ち前の人並外れた前向きベクトルで読み手も優しくしてくれるようだった。弟の良太君は「味がある」なぁと、小銭必須の場面でコーラを買う機転を大拍手。たまたま写真家幡野広志さんの本を眺めたばかり。楽しい一冊だった。2024/08/05

sayuri

76
好き、とても。「はじめに」で泣いて、一穂ミチさんの「解説」で泣く。泣いて笑ってまた泣いて顔が忙しい。表情筋は確実に鍛えられた。沢山の辛い経験をされた岸田さん。何度も涙を流して来られたんだろうと書かれていない部分を想像し胸が詰まる。そんな岸田さんが紡ぐ言葉は愛に満ちている。カメラマンの幡野広志さんの言葉も刺さりまくる。本の中から「なんくるないさ~」「ケンチャナヨ」などの励ましの言葉が今にも飛び出して来そう。元気な人も心が折れている人も手に取って欲しい。文章の端々に散りばめられた優しさに触れれば笑顔になれる。2023/05/16

かわうそまん

57
NHKでやってたドラマが強烈だったので原作を読みたくなった。案の定、原作も強烈だった。想像以上に。まずタイトルからしてかなり強烈。ユーモアとバイタリティと家族愛があふれている。あふれ出している。失礼な言い方になるけど、ハードモードな人生だろう著者は、なぜこんなに明るく楽しそうなのだろう。その答えがちゃんとこの本に書かれていた。2024/08/04

ニッポニア

50
すごい本である、こんな本を書きたいけれど、届かない。全肯定、でもなく、突き放さず、なんとなく愛している、という家族の在り方を示す一冊。以下メモ。物事を面白く捉える思考力と目を見張る瞬発力は父譲り。誰か、僕が住む街の小説を書いて欲しい。ダウン症の弟は、地域の人々から愛されている、役に立つ、の定義を見直す、障害のある人との接し方を教えてくれた、と。ミャンマーでは、車椅子の人を助けることが救われるきっかけになる。何も言わなくとも助けてくれる文化、が逆に、障害のある人は隠されている、別の問題も。2025/05/05

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