小学館文庫<br> ぷくぷく

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094071078
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ひとつ屋根の下の「ふたり」、もどかしい愛

あなたが辛い時はいつでもそばにいるよ・・・。
都内で暮らしている、恋に臆病なイズミ。引っ込み思案なのは誰にも明かせない心と体の「傷」があるから。そんな彼女をいつも見つめているユキ。ひとつ屋根の下に暮らしながら言葉を交わすことはないけれど、イズミへの思いは誰よりも強い。もどかしい関係の「ふたり」の間に、新たな男性の存在が。彼はイズミの凍った心を溶かせる相手なのか、それとも傷つけてしまう存在なのか・・・。ユキの気持ちは激しく揺れる。そして孤独な「ふたり」に起こる奇跡とは……。読み終わったあと愛おしさが溢れて止まらないハートウォーミング小説!解説は人気ブロガーで作家のみしょんさん。

内容説明

あなたが辛い時はいつでもそばにいるよ…。都内で暮らしている、恋に臆病なイズミ。引っ込み思案なのは誰にも明かしていない心と体の「傷」があるから。そんな彼女をいつも見つめているユキ。ひとつ屋根の下に暮らしながら言葉を交わすことはないが、イズミへの思いは誰よりも強い。もどかしい関係の「ふたり」の間に、新たな男性の存在が。彼はイズミの凍った心を溶かせる相手なのか、それとも傷つけてしまうのか…。激しく揺れるユキの気持ち。読み終わったあと愛おしさが溢れて止まらないハートウォーミング小説!解説は人気ブロガーで作家のめしょんさん。

著者等紹介

森沢明夫[モリサワアキオ]
1969年、千葉県生まれ。青森を舞台にした『津軽百年食堂』『青森ドロップキッカーズ』『ライアの祈り』の青森三部作ほか著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

192
金魚のユキちゃんが主人公。なので金魚視点の物語。ユキちゃんが寄せるイズミへの想い。届かぬ想いとは、まさにこのこと。切ない。そして、イズミとチーコの秘密も切ない。切ないけど、気がつけばいつの間にか幸せな方向に向かってるのが森沢明夫ワールド。秒針の音でさえもファンタジーになる。ちょっとウルッとしてしまった優しい物語でした。さあ、金魚を飼っている貴方、金魚鉢の金魚に語ってみてください。プクッと泡があがったら、きっと金魚がしゃべってることでしょう。読んでいると脳内にシーマン(古っ!)が現れたのは俺だけか(笑)。2023/08/19

となりのトウシロウ

71
穏やかで優しい作品。金魚を主人公にしてその金魚を通して見える世界を描いた物語。ユキちゃんと名付けられた金魚のボクは他の金魚とは違い頭に白い斑点があった。それを理由に虐められていた。みんなと居てもひとりぼっちの寂しさ。イズミちゃんと暮らすようになっても、想いは伝わらず金魚鉢の中でもひとりぼっち。そんな金魚が見る人間の世界。「心は傷つかない、磨かれるだけ」ヒカルの卵でも登場した名文句。でも誰かと一緒にそばに居るというだけで、心を通わせる事ができるという事が幸せなんだよ、そう伝えてきているような気がする。2022/11/05

たるき( ´ ▽ ` )ノ

56
金魚のユキちゃんの孤独や切なさが痛いほど伝わってきて、なんだか苦しかった。私にもチーコのような素敵な友達がいるので、ずっとずっと大切にしていきたい。2022/05/04

カブ

54
主人公はお祭りの金魚すくいで、イズミにすくわれた琉金のユキちゃん。金魚鉢から見る景色が美しい。月の光の中を泳ぐユキちゃんが神々しい。いつもイズミを心配し応援してる姿が健気で、もどかしい。最後は心が暖かくなる素敵なお話。2022/01/30

優希

42
誰にでも心と体に傷がある。そんな様子を優しく見つめる金魚のユキ。イズミへの想いが愛おしい。ハートウォーミングで、自分の欠点は誰かには魅力に見えることを優しく教えてくれるようでした。2024/08/14

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