小学館文庫<br> 逆説の日本史〈24〉明治躍進編

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小学館文庫
逆説の日本史〈24〉明治躍進編

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070781
  • NDC分類 210.04
  • Cコード C0195

出版社内容情報

「欧米列強」への仲間入りを果たせ!

本書では、日本が世界の表舞台に躍り出ることになった明治中~後期を、痛快な“井沢史観”で読み解きます。
まず、明治新政府の「骨格」となった大日本帝国憲法が成立するまでの秘話に迫っていきます。この憲法の制定にあたり、伊藤博文・岩倉具視ら“維新生き残りコンビ”と、大隈重信・福澤諭吉ら“早慶連合”が激しく火花を散らし対立したのはなぜなのか? また、最終的に勝利したのは、どちらだったのか? さらに、彼らの陰で暗躍し「明治国家形成のグランドデザイナー」とも呼ばれる井上毅とは、いったい何者だったのか?
次に、憲法制定後に開設されたばかりの帝国議会がたびたび紛糾・空転し、首相・伊藤博文を悩まし続けていたにもかかわらず、清国との開戦に踏み切ることができた謎に迫ります。
そして、それまで極東のちっぽけな国に過ぎなかった日本が、『定遠』『鎮遠』という強力な戦艦を擁する北洋艦隊を誇った“眠れる獅子”清国を打ち破ることができた理由と、その勝利の結果手に入れることになった「膨大な利益」についても詳しく考察していきます。


【編集担当からのおすすめ情報】
『週刊ポスト』誌上で約30年間にもわたって連載中の、作家・井沢元彦氏による歴史ノンフィクション『逆説の日本史』。単行本最新刊となる24巻では、極東の小さな国ニッポンが、欧米列強の仲間入りを目指して奮闘する姿を活写します。

内容説明

憲法制定にあたって対立した大隈重信・福澤諭吉の早慶連合を、「奥の手」を使い葬った伊藤博文・岩倉具視ら維新生き残りコンビ。その陰で暗躍した「明治国家形成のグランドデザイナー」とは何者か?また“眠れる獅子”清国に勝ち、日本が手にした「莫大な利益」とは何だったのか?

目次

第1章 大日本帝国の構築3 帝国憲法と教育勅語―知られざる「陰のプランナー」(「歴史学の三大欠陥」がもたらした“徳川綱吉はバカ殿”という誤解;日本歴史学界が陥る「滑稽なまでの史料絶対主義」;「飛鳥時代」というおかしな時代区分を放置し続ける歴史学者たち ほか)
第2章 大日本帝国の試練1 条約改正と日清戦争への道―「文明と野蛮の対決」のリアル(幕末・明治の日本人が朱子学によって「優越思想」に染まっていった「皮肉」;明治最大の課題「不平等条約の改正」を目論み繰り広げられた「鹿鳴館外交」;大隈重信が条約改正の突破口に考え出した「外国人判事の登用」という奇手 ほか)
第3章 大日本帝国の試練2 台湾および朝鮮統治―「同化政策」の成功と誤算(閔妃虐殺を「救国の快挙」と主張する元反日韓国人作家金完燮;改革派を弾圧し守旧的な政治を断行した閔妃は「韓国近代化のガン」;言論の自由より「先祖の名誉」が優先する朱子学社会 ほか)

著者等紹介

井沢元彦[イザワモトヒコ]
作家。1954年名古屋市生まれ。早稲田大学法学部卒。TBS報道局在籍中の80年『猿丸幻視行』で第二六回江戸川乱歩賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けやき

53
帝国憲法と日清開戦の謎という副題通りの内容。今回も面白かったです。2021/11/04

ころこ

38
歴史哲学のレベルと歴史のレベルが上手く融合している。朱子学がクローズアップされている。国家神道として、朝鮮・台湾を蔑視する意識として、中国・朝鮮の発展を阻害する要因として、日本軍の現実を直視しない指揮系統、特に兵站を軽視する悪弊として、そしてそれを批判する戦後左派の中にも、現実を直視することが出来ない阻害要因として朱子学が論じられている。「脱成長」はマルクス主義から経済を排除した思想だが、朱子学の商業蔑視の影響と考えることが出来るかも知れない。軍国主義への朱子学の影響が日本を敗戦に導いたように、マルクス主2023/01/14

みこ

31
本書とは長い付き合いなのでこちらも最後まで読み続けるつもりで入るものの、流石に今作は持論展開が膨大過ぎて肝心の歴史があまり前に進まなかった印象。語られたのはタイトル通り憲法発布と日清戦争とあと明治14年の政変のみと言ってもいいくらい。日本と中韓の根本的な思想の違いが現代社会のも深く影響しているから仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないけど。「青天を衝け」の背景とリンクしていたからこそ読めたとも言える。2021/12/13

えぬ氏もわるよのぉ

18
明治憲法、軍人勅諭、教育勅語の起草にかかわった、明治政府の影のプランナー井上毅か。そこまでの人物とは知らんかったなあ。2021/12/07

Mark X Japan

15
前半は登場人物が多く、若干消化不良気味でした。途中からは、なるほどの内容です。特に、陸奥宗光に関する本を読みたくなりました。宗教や思想と政治との関わりが埋まると明治時代前半の極東アジアの情勢がすっきりしてきます。☆:4.02021/10/31

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