出版社内容情報
連れ去られた死神の花嫁の運命は!?
奉公先の三条家でこきつかわれていた没落華族の令嬢、正岡千鶴。帝都・小石川で猛威をふるう流行病を鎮めるため、生贄に選ばれた千鶴は、死神が祀られている神社に花嫁姿で向かった。だが、目の前に現れた死神・八雲は、人間など娶らぬと千鶴に言い放つ。しかし、死を覚悟してやってきた千鶴にはすでに帰る場所もなく、八雲の屋敷でともに暮らすこととなった。
八雲の従者である浅彦や、わけあって八雲のもとで育てられている人間の男の子・一之助とともに屋敷で過ごすうちに、千鶴は八雲の優しさやさりげない気遣いに気づきはじめる。やがて千鶴は八雲に深い信頼を寄せるように……。
屋敷での穏やかな時間に幸せを感じていたある日。八雲が夜遅くに、額に傷を負って帰ってきた。心配する千鶴に、八雲は冷たい言葉を投げつけ、触れようとした千鶴の手をはね除ける。突然の八雲の拒絶に、わけがわからずうろたえる千鶴。八雲の妻として死神の役割を理解して彼に寄り添いたい……そう考えていたはずが、千鶴の心はかき乱されて――!?
愛を知らない死神と生贄の花嫁の、不器用な愛の物語。第二弾登場!
内容説明
奉公先の三条家でひどい扱いを受けていた没落華族の令嬢、正岡千鶴。流行病を鎮めるための生贄として、死神の花嫁に選ばれた千鶴は死を覚悟するが、現れた死神・八雲は千鶴の命を奪わず、屋敷に連れ帰る。八雲とともに過ごすうちに、千鶴は八雲の不器用な優しさに気づき、やがて深い信頼を寄せるように。ある日の夜更け、八雲が傷を負って帰ってきた。心配する千鶴だったが、八雲は冷たい言葉で千鶴を拒絶する。突然のよそよそしさに、うろたえる千鶴。死神の妻として彼に寄り添いたい…そう考えていたはずが、千鶴の心はかき乱されて―!?
著者等紹介
朝比奈希夜[アサヒナキヨ]
2010年よりWEB上にて小説の発表を始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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はつばあば
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てみさま
色素薄い系