小学館文庫<br> 扉のかたちをした闇

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小学館文庫
扉のかたちをした闇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094070385
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0192

出版社内容情報

詩の面白さを存分に味わえるコラボ詩集

「男のひとは 愛に疲れやすいので 愛に倦まない女たちは 自作自演で愛に溢れる」(江國香織) 「女のひとは 愛をむさぼり生きるので 愛を産めない男たちは 夢を耕して愛を補う」(森雪之丞)
1年12か月をテーマにそれぞれが書いた詩、江國香織が書いた詩を受けて、森雪之丞が書いた連詩、絵画作品をモチーフにそれぞれが書いた詩の3部構成。ニューヨークと東京で語り合う往復書簡も収載。
手元にいつも置いておきたい、心がふっと軽くなる珠玉の詩集。

内容説明

江國香織、森雪之丞。二人は、自由にしなやかに名づけようのないものを歌う。寄り添い、離れ、もつれ合い、愛と孤独を歌う。扉のかたちをした闇の向こうで、二人の言葉は響き合い交感する。軽やかに世界を切り取る“ことばたち”が酸素みたいに心を満たす。

目次

1(八月の男は/うちのお風呂場(香)
八月は幻/まぼろしのしょうたい(雪) ほか)
2(空港と自由(香)
ひとりになるため誰かを愛して(雪) ほか)
3(星月夜;窓辺の若い男 ほか)
往復書簡(森雪之丞から江國香織へ;江國香織から森雪之丞へ)

著者等紹介

江國香織[エクニカオリ]
1964年東京生まれ。主な小説作品に、『きらきらひかる』(紫式部文学賞)、『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』(山本周五郎賞)、『号泣する準備はできていた』(直木賞)、『真昼なのに昏い部屋』(中央公論文芸賞)、「犬とハモニカ」(川端康成文学賞)、『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』(谷崎潤一郎賞)などがある

森雪之丞[モリユキノジョウ]
1954年東京都出身。76年作詞作曲家としてデビュー以来、数々のヒットチューンを生み出し、90年代以降、多くのロック・アーティストからの支持に応え、先鋭的な歌詞の世界を築き上げる。近年は舞台・ミュージカルの分野でも幅広く活躍。2021年、作詞家デビュー45周年を迎えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mayu

76
「詩は暗闇に生息する」その暗闇の扉を開けてみたらそこには。言葉で寄り添い響き合うように、いくつものまばゆい光が射していた。江國さんの言葉は相変わらず繊細で美しく、うっとりとその世界に浸りたくなる。江國さんの視点を通したら、この世の中もこんなにドラマティックに生まれ変わるのか、とただただ感嘆する。対する森さんの言葉は、独特の、でも豊かな表現でこの世界から別の世界へ連れ出してくれるような気がした。「男のひとは愛に疲れやすいので」「女のひとは愛をむさぼり生きるので」この対比に妙に納得してしまった。2021/07/21

kaoriction@本読み&感想リハビリ中

21
「詩は暗闇に生息するのだと思う」。言い得て妙、というか、あぁ、わかるわぁ という感覚だ。やっぱりこういう時(どんな時?)は詩だ。詩なのだ。そこにある言葉が、暗闇が、私の隙間に入り込んでくる。言葉が、浸透してくる。遠ざかっていた時間。褪せはじめた記憶。言葉を、取り戻す詩、時間。「八月は幻」という詩に切にそういうことを思い、また、かつて、こういう詩を書く人を私は知っていて、私自身もそういう詩を時に書いたりしていたなぁ、などという懐古。久々にガッツリ詩を読んで、気分爽快。次への一歩という気分。詩は楽しい!2021/07/18

ミサノン

1
江國さんの美しくて芯があってすこしさびしい詩も、森さんのロマンチックで気やすい詩もどちらも素敵でした。2022/06/03

riko

1
★★★★☆2022/03/16

ひとみ

1
喫茶店で貸してもらった。交代ごうたいで詩を書いていてすごく素敵だった。江國香織さんの本読んでみよう〜2021/08/26

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