出版社内容情報
陰謀渦巻く後宮に、突然放り込まれて!?
上帝・黄龍王のもと、東西南北をそれぞれ青・白・紅・黒の各龍王が統べる大瓏帝国に、十年に一度の『選秀女』の季節がやってきた。これは各龍王家の当主がそれぞれひとりずつ、自分の家からこれぞと思う才色兼備の姫君を上帝陛下の後宮へ上がらせ、妃の座を競わせるという大切な儀式なのだった。
うまくいけば超玉の輿のチャンスとなるこの『選秀女』だが、三流の家の姫を自認する朱瑛には、本来まったく縁のない話のはずだった。……そう、選ばれし者の証である《龍玉》を握って生まれた朱瑛を、紅龍王が養女に迎えて、上帝陛下の後宮へ投入するまでは。
そもそもこの朱瑛、美しさや女性らしさで上帝の寵を競うお妃候補には、まるで向いていない人材なのだ。不老不死の妙薬――仙丹を作るという煉丹術に執念を燃やし、危険で妖しげな研究に日夜耽溺する変わり者で、実の兄すらドン引きするほど雑な性格の持ち主なのだから。
しかし大方の予想に反して、上帝・棣棠の覚えがめでたくなってしまった朱瑛は、否応もなく大きな運命の渦に巻き込まれていく。果たして朱瑛が直面する《龍の後宮》の秘密とは……? 痛快☆中華風ファンタジー!
内容説明
上帝・黄龍王のもと、東西南北を青白紅黒の各龍王が統べる大瓏帝国に、十年に一度の『選秀女』の時期がやってきた。これは各龍王家からひとりずつ姫を後宮へ上がらせ、妃の座を競わせる大切な儀式。とはいえ三流を自認する朱瑛には、一切無縁な話だった。そう、紅龍王が彼女を『選秀女』に投入するまでは。そもそもこの朱瑛、不老不死の霊薬・仙丹を作る『煉丹術』を極めるべく日々実験を繰り返す変わり者の姫で、とても後宮向きの性格ではない。しかし大方の予想を裏切って上帝・棣棠に気に入られた朱瑛は、否応もなく大きな運命の渦に巻き込まれていく…。
著者等紹介
宮池貴巳[ミヤイケタカミ]
東京都出身。立教大学文学部卒。別名義でライトノベル作品なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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