小学館文庫 キャラブン!<br> ヴァンパイア探偵〈2〉戦慄の血塗られし狩人(ブラッディ・ハンター)

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小学館文庫 キャラブン!
ヴァンパイア探偵〈2〉戦慄の血塗られし狩人(ブラッディ・ハンター)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094068177
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

殺した人から血を集める”狩人”を追う!

紅森市で、凄惨な連続殺人事件が発生。被害者は皆、木の枝に吊されて頸動脈を切られ、鶏の”血抜き”のような方法で殺害されていた。奇妙なことに、被害者の血を回収している犯人を紅森署では”狩人”と呼び、捜査を進めていく。
銃で撃たれた後、睡眠薬で眠らされて無抵抗だった被害者たち。さらに、”経済的に困窮していた”という彼らの共通点が浮かび上がる。
一方、犯行現場で黒いコートを着た長身の男が、地面に棒を突き刺していたという目撃情報が。同時に、行方不明になっていた静也の父を見かけたという証言があり、静也は父が事件に関与しているのではないかと直感する。
再び、静也の力を借りながら事件を追う遊馬。
”狩人”の正体は何者なのか? その目的は何なのか?
刑事と血液研究者のコンビが”血”を手がかりに難事件に挑む科学ミステリー、第二弾となる長編!




【編集担当からのおすすめ情報】
ヴァンパイア因子を持つ静也にとって”運命の血”の持ち主である遊馬。幼なじみであり、コンビであり、宿命的な存在である二人の関係にもさらなる変化が――!?

内容説明

紅森市で凄惨な連続殺人事件が発生。被害者は皆、木の枝に吊され頸動脈を切られていた。奇妙にも被害者の血を回収している犯人を紅森署では“狩人”と呼び、捜査を進める。次第に、被害者たちは“経済的に困っていた”という共通点が浮かび上がり―!?一方、犯行現場で黒いコートを着た長身の男が地面に棒を刺していたという目撃情報が。同時に、行方不明だった静也の父を見たという証言があり、静也は父が事件に関与しているのではと直感する。“狩人”の正体は何者か?血を集める目的は何なのか?幼なじみコンビの科学ミステリー、第二弾となる長編!

著者等紹介

喜多喜久[キタヨシヒサ]
1979年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。2011年、第九回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『ラブ・ケミストリー』でデビュー。『化学探偵Mr.キュリー』シリーズで人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

35
紅森市で被害者が木の枝に吊されて頸動脈を切られ、鶏の血抜きのような方法で殺害される凄惨な連続殺人事件が発生。狩人の正体とその目的を刑事と血液研究者のコンビが、血を手がかりに挑む科学ミステリ第二弾。経済的に困窮していたという被害者たち、徐々に明らかになってゆく手口、そして行方不明だった父が事件に関与しているのではないかと直感する静也。事件の真相はやや意外でしたけど、遊馬とは思わぬ形で繋がりができてしまって、少しずつ明らかになってゆく天羽家のこと、そして未だ謎も多い静也の父の動向も気になるところではあります。2020/10/22

ゆきちん

33
シリーズ第2弾。重大犯罪がとても多い紅森市で凄惨な連続殺人事件が起こる。薬で眠らされて木から吊るされ頸動脈を切って血を抜くかれて失血死しているのだ。いったいなぜ?被害者はみな金に困っていることがわかった。どういう関係が?ミステリー自体は…まぁね。って感じ。ヴァンパイアなんだから、血を出さないといけないし。 静也のお父さんが出てきてなんか、怪しい雰囲気。 でも、どうしても、運命の相手・幼なじみ・血でつながるとかいわれたら、BL臭。ここから始まる感じしかしないわ〜2020/10/28

ハゲおやじ

29
二作目。前作とは違って長編。花粉症で鼻水と頭痛に悩まされている中で読了。残虐な殺人の影で 失踪した静也の父が見え隠れして ちょっとドキドキ。犯人には同情できる部分もあるけど、血と土地の関係を結び付けようとするのは どうかなぁ…。でも、そういう発想は 私には無いから新鮮だったけどね。虎姫が成長したのには驚いたけど、病院では「やっぱり」って感じ。静也と遊馬の関係も一段と色濃くなってきて興味津々。3作目が出たら読んじゃうよなぁ…。2022/04/09

よっしー

24
ヴァンパイア探偵第2弾は長編。紅森市で起こった恐怖の連続殺人事件。遺体から血液を持ち去った犯人の謎、事件現場周辺に現れる黒衣の人物。 短編よりも読みやすかったですね。ただ、静也の出番が余りなかった様にも感じました。運命の血に関してもそこまでの発見はない様なので…まだまだライフワークとしての研究は続くのでしょうか。父親との邂逅もあっさりしすぎていてビックリです。色々と謎の深まった2巻でした。2021/11/06

☆初音☆

23
紅森市では連続殺人事件が。酷い犯人は。また現場に黒いコートを着た男が目撃されていて。事件との関連は?また行方不明だった静也の父親の目撃情報も。果たして犯人は。天羽家ことが少しあきらかに。続編出るかな?2020/10/22

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