出版社内容情報
毒蟲マニア・玲琳王妃またトラブルの予感!
新興国である魁の若き王・楊鍠牙と、その妃である李玲琳。不幸体質の鍠牙は愛する妻にいつか殺されることを夢見ており、玲琳は玲琳で相変わらず毒蟲を愛し、蠱毒の魅力に囚われつづける毎日だが、完全なる政略結婚から始まったこの婚姻関係は、当人たちにしかわからない謎の絆で、どうやらうまくいっているようだった。
そんなある日、王宮に大きな衝撃が! 牙の妹である累姫が帰還したというのだ。実はこの累姫、玲琳が嫁いでくるよりも以前――かれこれ一年ほど前に、旅の途中で盗賊に襲われ、馬車ごと谷底に落ちて死んだはずが戻ってきたのだ。しかし心身ともに深く傷ついた累姫は、どんな医師の治療も受け入れないらしく、万策尽きた臣下たちは玲琳に姫の問診を願い出る。つまり玲琳の王妃という高い地位と、毒とはいえ薬の類いによく通じる知識、そしてなにより空気を読まない傍若無人な性格をもってすれば、誰もなしえない累姫の診療ができるに違いないというのだ。ところが、兄である鍠牙は玲琳が妹に接することを、なぜか快く思っていないようで……? 変わり者の最強王妃と、妻にしか興味がない不幸体質国王の、奇妙奇天烈な結婚生活の明日はどっちだ!?
内容説明
魁国の若き王・楊鍠牙と、毒蟲好きの妃・李玲琳。完全なる政略結婚から始まったこの婚姻関係は、当人たちにしか分からない謎の絆で、どうやらうまくいっているようだ。ある日、王宮に衝撃の報告がもたらされる。旅先で死んだはずの鍠牙の妹・累姫が突如帰還したというのだ。しかし心身ともに深く傷ついた累姫は、どんな医師の治療も受け入れない。万策尽きた臣下たちは玲琳に姫の問診を願い出る。ところが兄である鍠牙は玲琳が妹に接することを快く思っていない様子で…?変わり者王妃と不幸体質国王の、最高に“変”な夫婦物語、風雲急を告げる第4弾!!
著者等紹介
宮野美嘉[ミヤノミカ]
広島県出身。第五回小学館ライトノベル大賞ルルル文庫部門ルルル賞を受賞し、2011年デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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