小学館文庫<br> つめ

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小学館文庫
つめ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094067897
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

やられたらやり返せ!?涙腺決壊の結末が!

真野朱音は、2年ちょっと前に中学校の同級生だった勝裕と結婚した。勝裕の連れ子、小学五年生になる裕也との3人家族である。
朱音は、子ども会の担当として南郷不二美を訪ねた。近所の尾花公園に面した南郷宅の金網フェンスを覆ったイバラの棘で、子どもが怪我をしており、剪定をお願いするためだった。南郷は50代後半の一人暮らしの女性で、愛犬はドーベルマン。気むずかしいという評判だった。イバラの剪定については、「子どもの怪我なんか知るか。親の責任じゃ。あほっ」と吐き捨てられた。市役所が、公園にロープを張って注意喚起のプレートをかけてくれたが、その夜、寿司屋から特上にぎり8人前が届く。翌日には、ケーブルテレビが契約の確認をしたいと訪ねてきた。どちらも注文したのは自分ではない。やったのは、南郷だ。
同じ頃、裕也がまたいじめに会っていることがわかった。裕也は、「いじめられても平気な強い人間になる」という。
朱音は決心した。裕也に身をもって教えてやるべきだ。やられたら、やり返すべきだということを。いや、やらないとやられてしまうということを、だ。ご近所のモンスターとの壮絶なバトルが今、始まる――。





【編集担当からのおすすめ情報】
朱音と不二美。ふたりの壮絶なバトルが物語がタテ糸とすれば、裕也がどうやって学校でいじめられないようになるのかが、物語のヨコ糸です。裕也が考えた方法も、なかなかユニークです。ドキドキさせて、ラストは予想外の感動が待っています。

内容説明

子ども会の担当として、真野朱音が南郷不二美を訪ねたのは、公園に面した南郷宅のフェンスを覆ったイバラの棘で、子どもの怪我が続いたことで剪定をお願いするためだった。だが、南郷は町内でも有名なモンスター住民。以来、朱音の家には、注文していない大量の寿司の出前やケーブルテレビ契約の訪問が続いた。同じ頃、息子の裕也が学校でまたいじめられていることがわかった。やられたらやり返すべきだということを教えるためにも、朱音は南郷と闘うことを決心する。エスカレートしていくバトルの行方と、息子のいじめは?予想外の結末が待ち受ける、感動作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

相田うえお

102
★★★★★21061【つめ (山本 甲士さん)】道徳的にこれどうなの?と考えてしまう出だしです。公園横の家にドーベルマンを飼ってる性格悪いおばさんが住んでまして、その家のイバラが公園の金網フェンスに絡み付き、その棘が子供達に危険なため子供会の係の女性が相談に行ったんです。ところがおばさん逆ギレ!それからおばさんと女性のバトルが始まるんです。やられたらやり返せ!やらなければやられてしまう的発想。ところが、これがページも残りわずかというあたりからか何となくいい感じになるんですよ。うん!とても面白かったぞ!2021/06/30

nemuro

42
『ぼくと、ぼくらの夏』(樋口有介)に続く“しりとり読書”125冊目。何となくカバーイラストの記憶もあって、たぶん再読と思ったら単行本(図書館本)で読んでいて2017年12月以来の再読。『とげ』(同年10月読了)、『かび』(同年11月読了)に続く<巻き込まれ型小説>の第3弾(未読だが『どろ』もあるようだ)。帯には「モンスター女の嫌がらせ&息子のいじめ問題。予想外の結末に涙腺崩壊」。涙腺崩壊とまではいかなかったけれど、読み始め「シマッタ!苦手な“イヤミス”だったかも」と暫し躊躇したことを思えば、悪くなかった。2024/12/14

うぇい

8
面白かったですが、やりすぎな感じはしました。ゴルフクラブ持ち出したりして殴り合ったり、車のマフラーにもの詰めたりしたりしてはイカンだろうと。後半テレビのインタビューを受けたり警察から感謝状もらうところとかギャグ小説かと思いました。最後は主人公の息子が素晴らしく良い子で感動のフィナーレだし、途中体を鍛えたり、とっても山本甲士さんらしい作品でした。それにしてもこの読者メーターを見ると読んだ人登録が驚く程少ないんだなぁ。なんでだろう?2023/09/19

ちゃんぷる

6
初めて読む作家さんでした。表紙の絵がイメージとぴったり。終盤まではムカつく人間のオンパレードでストレスは感じつつ(なんなら主人公も余裕無さすぎだろ…ってなる)、テンポがよいのでサクサク進みます。エスカレートし過ぎる様子はムナクソ系というよりもはやコメディ笑。最後はなるほど、そういう方向でまとめますか。大団円は少し力技感はありつつも、息子さんが成長したからこそ導けたって考えたらいいラストかも。全体通して邦画っぽい作品でした。最後に、爬虫類好きからするとヘビの扱いひどい笑。かわいいやん、ヘビ。2022/08/19

tommy

6
★★★★★2020/11/27

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