出版社内容情報
神鏡の欠片を宿した李成君の婚活の行方は?
「私は、なにがなんでも結婚がしたいんだ……!」
美しくも男まさりな李成君は、南天宮に仕える道姑。だが、その竹を割ったような性格とは裏腹に、彼女には理想の伴侶と運命的にめぐり会うことを夢見る乙女な一面があった。いわく「理想の伴侶とめぐり会うために、女ばかりの南天宮を出て、都で婚活するしかない」。
思い立ったら吉日で、すぐに宮観を抜け出し、結婚相手を探しに旅立った成君のもとへ、南天宮から「六星鏡」盗難の報が入る。この鏡は、南天に煌めく六星を具現した神――南斗星君を象徴する神器で、同じく北の七星を具現した北斗星君の「七星剣」とともに、古くから紫微国の君主に受け継がれてきた皇位継承の証だった。それが保管場所から失われたとなれば、大恩ある観主が重い罪に問われる可能性がある。そこで成君は、神鏡の探索をすることになったのだが……。
都についた成君は、彼女を連れ戻そうと追いかけてきた幼馴染みの青年・喬賀とともに、六星鏡が関係していそうな事件を追うものの、なかなか真相にたどりつけずにいて……? 最強の中華風ファンタジー!
【編集担当からのおすすめ情報】
イラスト/由羅カイリ
内容説明
「私は、なにがなんでも結婚がしたいんだ…!」美しく凛々しい李成君は、生涯独身を命じられた南天宮の道姑。しかし理想の伴侶とめぐり会うことを夢見た成君は、女ばかりの宮観を抜けだして婚活の旅に出ることに。そこへ南天宮から「六星鏡」盗難の報が入る。「七星剣」と並んで皇位継承の証となるその神器が失われたとなれば、大恩ある観主が責を問われかねない。そこで成君は、彼女を連れ戻そうと追いかけてきた幼馴染みの青年・喬賀とともに、都で神鏡を捜索しようとするが…。不思議なことが起こる紫微国を舞台とした最強の中華風ファンタジー!
著者等紹介
宮池貴巳[ミヤイケタカミ]
東京都出身。立教大学文学部卒。別名義でライトノベル作品なども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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