出版社内容情報
超記憶をもつ少女の壮絶な半生。
ナノは超記憶能力をいかし、東京大学医学部にダントツの成績で合格した。しかし、体調不良に見舞われ、自身の寿命が長くないのではと疑い始める。そこで、二億円を元手に、一人でひっそりと生きていくと決意し、最後の計画を実行する。
宅配ドライバーのソライは、ナノが仕組んだ計画に巻き込まれ、預金を盗まれてしまう。手がかりもなく、警察すらお手上げかと思われたが、ソライはナノにたどり着く。盗んだお金を返すというナノについて、香港に行くソライ。盗み出した金を引き落とし、帰国しようとしたところで、事態は急展開。二人の運命が大きく動き出す。
「想いのこし」というタイトルで映画化されたベストセラー 『彼女との上手な別れ方』で作家デビューした気鋭の脚本家による、“忘れられない”物語。
岡本 貴也[オカモト タカヤ]
著・文・その他
内容説明
8歳の夏から、すべて憶えている。見たもの、聞いたこと、触れたもの、そのときの感情も全部。でも、さすがにメモリーが限界だ…。自身の異変を察知したナノは、東大医学部に進学するが、超記憶症候群が治る見込みがないことを悟り、退学を決意する。宅配ドライバーのソライは、ナノが仕組んだ計画に巻き込まれ、全預金を盗まれてしまう。手がかりもなく、警察すらお手上げの完全犯罪かと思われたが、ソライはナノにたどり着く。お金を返すというナノと香港に行き、盗んだ金をおろし、帰国しようとした空港で、急展開。二人の運命が大きく動き出すのだった。
著者等紹介
岡本貴也[オカモトタカヤ]
1972年神戸市生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了(理学修士)。脚本家・演出家。2010年、『彼女との上手な別れ方』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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