小学館文庫<br> 世界が記憶であふれる前に

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小学館文庫
世界が記憶であふれる前に

  • 岡本 貴也【著】
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  • 小学館(2019/01発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094065930
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

超記憶をもつ少女の壮絶な半生。

ナノは超記憶能力をいかし、東京大学医学部にダントツの成績で合格した。しかし、体調不良に見舞われ、自身の寿命が長くないのではと疑い始める。そこで、二億円を元手に、一人でひっそりと生きていくと決意し、最後の計画を実行する。
宅配ドライバーのソライは、ナノが仕組んだ計画に巻き込まれ、預金を盗まれてしまう。手がかりもなく、警察すらお手上げかと思われたが、ソライはナノにたどり着く。盗んだお金を返すというナノについて、香港に行くソライ。盗み出した金を引き落とし、帰国しようとしたところで、事態は急展開。二人の運命が大きく動き出す。
「想いのこし」というタイトルで映画化されたベストセラー 『彼女との上手な別れ方』で作家デビューした気鋭の脚本家による、“忘れられない”物語。

岡本 貴也[オカモト タカヤ]
著・文・その他

内容説明

8歳の夏から、すべて憶えている。見たもの、聞いたこと、触れたもの、そのときの感情も全部。でも、さすがにメモリーが限界だ…。自身の異変を察知したナノは、東大医学部に進学するが、超記憶症候群が治る見込みがないことを悟り、退学を決意する。宅配ドライバーのソライは、ナノが仕組んだ計画に巻き込まれ、全預金を盗まれてしまう。手がかりもなく、警察すらお手上げの完全犯罪かと思われたが、ソライはナノにたどり着く。お金を返すというナノと香港に行き、盗んだ金をおろし、帰国しようとした空港で、急展開。二人の運命が大きく動き出すのだった。

著者等紹介

岡本貴也[オカモトタカヤ]
1972年神戸市生まれ。早稲田大学大学院修士課程修了(理学修士)。脚本家・演出家。2010年、『彼女との上手な別れ方』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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よっち

29
超記憶を持ち壮絶な半生を送ってきた少女ナノ。一人でひっそりと生きていくためのどんでもない計画を実行した彼女が、宅配ドライバーのソライと運命の出会いを果たす物語。自身の寿命が長くないと悟った彼女が実行する普通なら考えもつかない二億円強奪計画。巻き込まれて口座の金を奪われたソライが偶然発見したナノ、お金を取り戻すために彼女と一緒に向かう香港。そこからのトラブル続きの状況を二人で乗り越えるうちに育まれた想いがあって、なのに相手を思う気持ちがなかなか上手く噛み合わない不器用な二人が迎えた結末はとても印象的でした。2019/02/07

アズマ

27
再読です。とにかく切なかったです。ソライの真っ直ぐさとナノの不器用さが合わさってどこまでも進んでいきそうな気がしました。結末が単行本でも同じだったか記憶にないので、確かめるために単行本の方ももう一度読みたいです。2019/03/01

NOIR

21
幼少期から全てを記憶するナノと、お人好しな宅配ドライバーのソライ。静かな恋愛小説を予想してたけど、全然静かじゃない。アルバイトを初日で辞める不可解な行動の意味から引き込まれて、二人の視点を交互に展開していく物語はスピード感満載。落ち着いたと思えば、新たな事象で前へ前へと進んで一気読み。全てを忘れてしまう事が怖いのと同じように、全てを覚えてしまう事も怖い。ラストはバッドにもハッピーにも受け取れる終わり方だけど、良い未来である事を信じたい。とても面白かった。2019/03/14

かえなつ 

7
超記憶障害を患うナノ。彼女の計画に巻き込まれるソライ。記憶が総て保存される、良いことばかりでないのが辛い。加害者と被害者の立場だけど、前向きなソライに導かれて、陰のあるナノの感情も少しずつ変わってゆく。ちょっと気になる終わり方でしたが、スピード感もあり楽しめました。2021/05/18

ids0721

4
超記憶症候群って言葉は初めて聞いたけど同じ症状だったり特殊能力的に扱われているものは他にも読んだことがあるし新しさは感じなかった。 それでも毎回忘れられない怖さは想像するし頭の容量が死と同意的に直結するのならこういう生き方の選択も自然に生まれるだろうなと思った。 頭の悪さは自分にとってちゃんとコンプレックスだからソライのように妬みなくまっすぐに向き合えるのか考えさせられる一冊でした。2021/01/31

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