小学館文庫 キャラブン!<br> 浅草和裁工房 花色衣―着物の問題承ります

電子版価格
¥660
  • 電子版あり

小学館文庫 キャラブン!
浅草和裁工房 花色衣―着物の問題承ります

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 283p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094065046
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

イケメン和裁士が解く、着物に隠された秘密

ファッション雑誌から、着物専門誌の編集部へ突然異動になった陽菜子は、体力だけが自慢の新米編集者。極度の着物嫌いな母親の影響で、アンチ着物派だった陽菜子は、思いがけない事態に戸惑いを隠せない。さっそく取材を任されて向かった浅草で、美形の和裁士・桐彦にインタビューすることになるが、知識のなさを思い切りさらして大失敗! 桐彦はそんな陽菜子を「ねこちゃん」と呼び、未熟さをからかってきた。『会いたくない男ナンバーワン』に認定した桐彦と、その後もたびたび顔を合わせる陽菜子は、いつも余裕な態度で陽菜子に意地悪する桐彦にムッとするばかりだった。
そんなある日、母親と違い着物を愛する祖母に教えを請おうと、祖母の古い着物を見せてもらうことになった陽菜子。だが、美しい着物たちの中に一つだけ、無残な保存状態の着物が。祖母の様子に疑問を感じた陽菜子は、着物の専門家である桐彦に相談をすることになって……。
いじっぱり女子と眼鏡着物男子な和装士が、着物にまつわる謎と秘密を解き明かす! じれったい恋の行方も気になる、浅草着物ミステリー!!


江本 マシメサ[エモト マシメサ]
著・文・その他

紅木 春[アカギ シュン]
イラスト

内容説明

体力自慢の新米編集者、陽菜子の異動先は、着物雑誌の編集部。アンチ着物派の陽菜子は思いがけない事態に戸惑うばかり。さっそく任された取材で和裁士の桐彦にインタビューをするも、案の定大失敗!桐彦にからかわれ、「ねこちゃん」呼ばわりされてしまう。気にくわない男と思いながらも、桐彦の助言を受けるうちに着物の魅力を知っていく陽菜子。ある日、祖母の着物への態度に疑問を抱いた陽菜子は、違和感の正体を突き止めようと桐彦に相談するが―。着物にまつわる謎と秘密が、鮮やかに解き明かされる。じれったい恋の行方も気になる浅草着物ミステリー!

著者等紹介

江本マシメサ[エモトマシメサ]
長崎県出身。2015年、Web連載していた『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』が書籍化されデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

58
若くてイケメンの和裁士と編集者の恋・・・芝木好子さんの世界が好きな私なので、いささか物足りないものの、ツンデレな陽菜子さんのウブなところや、重い荷物を率先して手伝う人柄の良さで、微笑ましいゆったりした気持ちで読めました。着物の仕立てが、安い労働力をあてにした海外へと移っているとは驚きでした。2020/06/23

佐島楓

58
ちょっと文章に粗が目立ったのが気になったけれど、軽いラブコメディを読みたい方にはいいと思う。2018/04/12

ミーママ

54
図書館の本📚 ‘和裁士’ってお仕事があるんだな。 本当に本っていろいろな世界を知る事ができて楽しい❗ さっと読めて良かった‼️ 若い時に着付けを習ったけど今では着物着る機会がないな。 2021-75 2021/06/03

ami*15

42
着物がテーマというところにまず惹きつけられ、着物の柄の意味や着物がもとでできた言葉など着物に関する小ネタが充実していて私も陽菜子と共に着物の魅力に改めて気付きました。陽菜子は嫌っていたけど、八月一日(ほづみ)さんが彼女のことを気に入って会うたびにイジるところは読んでいてほのぼのとしました(笑)。ちらほら出てきた和菓子ネタも着物ネタ同様に興味深かったです。テーマや八月一日さんのキャラクターは非常に気に入りましたが、一方で作中の時間の流れが早くて物語としてはなんだか物足りない感を受けました。2018/04/24

よっち

39
ファッション雑誌から着物専門誌の編集部へ突然異動になった体力だけが自慢の新米編集者・陽菜子が、さっそく取材を任されて向かった浅草で美形の和裁士・八月一日桐彦に出会う浅草着物ミステリー。飄々とした態度で陽菜子をからかってくる八月一日と、そんな彼に素直になれない陽菜子という組み合わせでしたけど、仕事には真摯に取り組む陽菜子の姿勢だったり、友人の結婚相手の問題や陽菜子の祖母と母の着物を巡る長年の確執をうまくフォローしてくれる八月一日に、不器用なりに少しずつ惹かれていく様子がとても可愛くてなかなか良かったですね。2018/06/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12747968
  • ご注意事項

最近チェックした商品