小学館文庫<br> ビートルズを呼んだ男

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小学館文庫
ビートルズを呼んだ男

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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784094064131
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ビートルズを日本に呼んだ伝説の男とは

「彼みたいな男が本当の日本人だ」とポール・マッカートニーが評価した伝説のプロモーター、永島達司。1966年に武道館で熱狂のコンサートを行ったビートルズを日本に呼んだ男が彼だった。米軍回りのバンドのマネージメントから始め、ナット・キングコール、ルイ・アームストロング、ボブディラン、カーペンターズ、イーグルス、マドンナ、マイケル・ジャクソンまで。世界の最高峰のミュージシャンの来日を成功させた男の人生を追って、ノンフィクション作家野地秩嘉が国内外を徹底取材。ポール・マッカートニーの独占取材も収録。ビートルズ来日50周年記念刊行の傑作ノンフィクション。

野地 秩嘉[ノジ ツネヨシ]

内容説明

「タツのためならいくらでも質問に答えよう。思い出せる限りね」ポール・マッカートニーはそういって一人の男の話を始めた…。一九六六年に来日、武道館コンサートによって日本を熱狂の渦に巻き込んだビートルズ。空前の社会現象を引き起こし日本の音楽シーンを一変させた彼らの公演を実現させた裏にはある伝説的プロモーターの存在があった。米軍キャンプへのミュージシャンの斡旋から始め、世界最高峰のミュージシャンの来日を次々に成功させた男・永島達司の知られざる七三年の生涯を国内外に追った傑作ノンフィクション。

目次

三十二年前の記憶
ミシシッピーを渡って
グレン・ミラーの思い出
結婚
興行の現場
呼び屋という仕事
トゥー・ヤング
リンボーダンスとサーカス
インテレクチュアル・プロパティ
若者の音楽
ロンドンでの交渉
守る男たち
見に行くものたち
来日前夜
日本到着
脱出
聴こえた…。音は聴こえた
余熱
呼び屋の終わり
セント・マーチン教会で

著者等紹介

野地秩嘉[ノジツネヨシ]
1957年東京生まれ。早稲田大学卒業。出版社勤務などを経てノンフィクション作家に。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

香取奈保佐

74
面白い!それ以上に、あまり読まれていないようなので驚いた。興業師という仕事を軸におきながら、ビートルズの来日公演に携わった様々な人々の証言が残されている。主人公の永島達司、警備に携わった当時の大人たち、さらにポール・マッカートニー本人やファンにまで話を聞いており、「1966年夏に何が起きたのか」を多角的に描き出している。ビートルズ来日に向けてぎゅっと収束され、その後ふたたび影響が分散されていくような構成も印象的だった。久々の、衝動買いがヒット。これだから読書は楽しい。2017/04/23

ホークス

42
元本は1999年刊。ビートルズ来日を実現した「呼び屋」、永島達司の評伝。呼び屋の仕事は時代を読むバクチに似ている。怪物と呼ばれボリショイサーカスで当てた神彰、リンボーダンスをブームにした樋口玖、アリVS猪木戦の康芳夫らのエピソードには荒っぽい時代も反映している。本書のメインは1966年ビートルズ来日時の群像劇。興行側の永島たち、警備側の警察と消防、ファンの少女、ビートルズのメンバーが生き生きしている。ビートルズは本当に音楽を変えた。初めて聴いた1974年でも、歌謡曲や海外ポップスが私には急に色褪せて見えた2021/09/18

パトラッシュ

38
社会現象まで引き起こしたビートルズ来日を実現した永島達司を中心に、知られざる戦後芸能史を明らかにする。呼び屋とかプロモーターと呼ばれる人は金や醜聞絡みの噂と共にあり、得体の知れない存在だった。しかし彼らがいたからこそ戦後日本は最新の洋楽を生で聴けた。ネット時代の現代人には想像できない欧米と日本の音楽情報ギャップを埋めるため、彼らは必要だったのだ。昭和の音楽を豊かにした功績は大きいが、彼らが存在し得たのも一切がご破算になった敗戦あればこそだった事実も見えてくる。今の日本を立て直すには第二の敗戦が必要なのか。2020/09/30

スプリント

8
主人公の生き様に惹かれます。 同時代を生きた他の呼び屋たちの境遇と対比させたことで主人公の独特なスタンスが際立ったと思います。2017/05/29

p-man

6
呼び屋と言われた興行師達。海千山千、アクの強い男達の中で、紳士な永島達司氏。だからこそ、多くのアーティストが、彼を慕い来日したのだと思う。 ビートルズ来日という大きな出来事の裏には、沢山のドラマがあり、非常に興味深かった。 余談ながら、平成のよふけという番組に興行師、康芳夫が出ていたのが強烈な印象として残っている。2017/06/20

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